恋する乙女の活断層

潤と恵一の和解がとうとう。恵一が子供の頃バイオリンで弾いたあの曲は、潤の即興の作曲を恵一がアレンジしたものだった…。

恵一がバイオリンを弾くことや、二人でセッションくらいはあるかなあと思っていましたが、ちょっと予想外のいい展開でした。

遅くなったけど、おねがいマイメロディくるくるシャッフル第51話「メロディがとどいたらイイナ!」の感想です。

前回クロミの悪夢魔法でウサミミ仮面に変身した恵一と歌たちウサミミ・レンジャーズ。

イケメン・ビームはウサミミ仮面独自の力ということで、ウサミミ・レンジャーズはそれぞれ個別の必殺技を使っていました。

駆の「不器用でごめんビーム」や美紀の「ポエム・ビーム」はまあいい(?)として、歌の勝ち組ビームって変なノリでした。

美紀の「ポエム・ビーム」は「恋する乙女の活断層」とか言葉のセレクトにいっそう磨きがかかってました。「恋する乙女の活断層」は確かにコワイ。なんとなくわかるだけに、こわい。

ところで、各人の個性や能力(?)が必殺技になるということは…やっぱりウサミミ仮面の必殺技がイケメン・ビームということは、そういうことなんですね。

バクのなすび仮面の負け組オーラ貯蓄がすごいことに。老齢年金とかバコの教育資金とか。負け組オーラでバコを負け組の星に育てるつもりだったのか?バク。

恵一の負け組オーラを運用した投資信託負け組ファンドが激増してました。恵一が負け組オーラを出していたのはつい最近の数話だから、この短期間でこれだけ増やすとは。どれだけ優秀なファンドマネージャーがついているのか?

ダーちゃんの力で操られていた柿崎の「弾け!柊」がちょっとよかったですよ。

以前、柊がウサミミ仮面とバレて「勝ったー!なんだかよくわからんが、勝ったー!」と喜び、柊=ウサミミ仮面とわかって以前より柊のCDが売れているとわかってがっかりしていた柿崎。柊に比べれば負け組だけど、能力はあるしガンバレと言いたい。

しかし、裸バイオリンはお約束なのか恵一。ウサミミ仮面のままでいいじゃないの?それをみた潤の「何、その格好?」は視聴者の心の叫びです。

潤への謝罪(ツンデレ?)、忘れていた二人の過去話。そして二人で作り出す音楽、和解。いい流れですよ。

だがしかし、この回で歌への恋心に気づく恵一。恵一の夢は「自分一人のためにバイオリンを弾くことではなく、誰かのためにバイオリンを弾くこと」。そして、その誰かとは…。きましたね、少女漫画展開が。

歌はこの時点で、「先輩が夢を見つけたこと」に気づいたから、「よかったですね、柊先輩。先輩の夢が見つかったし、私はお手伝いできて本当によかった(というわけで1人のファンに戻ります)」という展開になりそうな予感。

それに、歌は恵一の夢が「バイオリンを弾くこと」のみで、歌のことは妹扱いのままだと思い込んでいそう。小暮が歌に告白したことを潤が知って、潤自身が身をひいていることもあるし、恵一は結局歌に気持ちを伝えずに終わりそうな気がします。

そういえば恵一はウサミミ仮面の正体がばれたとき、周囲の人から失望される悪夢を見ていましたが、実際には夢のとおりにはならずありがとうとお礼をいわれているわけで、案外マニュアル外の人間関係はわかってなさそう。

マイメロの「マイメロさんのウサミミ仮面さんを帰してー!」だけは夢と同じで、マイメロのキャラはきっちり把握していましたが。

なお、クロミがラスボスになったということは、クロミVSマイメロの対立構造にケリがつきそうです。トムとジェリーのようにいつまでも仲良くけんかしていそうな物語にも終わりがくるんですよね。

「きー!おぼえときな、マイメロ!行くよバク」「はい、クロミ様」「クロミちゃーん、まーたねー」というやりとりがなつかしい…。

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僕はもう大人だから(マイメロくるくるシャッフル48話感想)

ウサミミ仮面の正体がばれる日がきました。「もしかして見間違いかも」というレベルではなく、盛大にバレました。

マイメロの感想を書かなくなってずいぶんたちますが、とうとうこの日が来たということで久しぶりに感想を。

おねがいマイメロディ くるくるシャッフル第48話「正体がわかったらイイナ!」。

ウサミミ仮面の7つの技のうち6つまでが効かない相手「モコモコ」登場。ウサミミ仮面最大のピンチ!

ウサミミジャイアントで巨大化して戦うも、今までの技では全くダメージを与えることができない。

戦いが熾烈さを増す中、イケメンビームに倒れる夢が丘住人が続出したためか、これまで地道に(?)活躍して溜めてきたウサミミスタンプカードのスタンプが激減してしまう。

これまでの苦労はなんだったのかとキレるウサミミ仮面。

「人々を救うために、残る第7の技を使うべき」と進言するシツジ仮面。その技とは「ウサミミ素顔」。しかし、素顔をさらすことに激しく抵抗するウサミミ仮面。

そしてやってくる甘口カレー・ビッグウェイブ。ウサミミ仮面は夢が丘に平和を取り戻すことができるのか!?

これが今回のあらすじです。

今回の夢の持ち主は小さな子供。戦いの中で、自分もかつて子供の頃同じようなイメージを描いたことがあったことを思い出す恵一。

戦いが終わってウサミミ仮面は少年に語りかける。

メロディ・バイオリンを弾いていた頃、クロミが夢の扉をひらくたびに持ち主の夢をたくさん見てきた。けれども1つも共感できる夢がなかったこと。
子供の頃似たような夢を描いたことがあったこと。
今回初めて面白いと感じられる他人の夢に出合えたこと。

他人に対して興味を感じることのなかった柊が、他人の夢に初めて共感。相手は特に優れた能力を持つわけでもなく、年齢も自分よりはるかに年下の子供。

面白いと感じたことを率直に伝える柊は、能力・年齢その他ステータスにかかわらず、共感できる・面白いと思える人間がいるということを、その楽しさを初めて知ったのでしょう。才能ゆえに孤独だったから…。

「僕はもう大人だから別の夢を見つけなければならないけど」ってしみじみと悟った様子。いい意味で何かのふんぎりがついたのかもしれません。

友達になりたいと自分から伝える柊。そして相手の名乗りに応じて自分の名前告げるシーンは名場面ですよ。

ウサミミ仮面の姿で「柊恵一」と名乗ることで、柊の中でようやく「ウサミミ仮面、柊恵一」になったんですね。

というわけで次回も楽しみです。

今回の柊の気持ちの変化はスタンプコンプリートのなせるわざか、それとも別にコンプリートのごほうびが用意されているのか?

次回「ありがとうって言えたらイイナ!」。笑いたいやつは前に出ろ!ってかっこいいよ、柊。

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マイメロもやる時はやるのよ

おねがいマイメロディくるくるシャッフル第32話「カッコ良くなれたらイイぞな!」感想。

バクの本名が「バク一郎」というのが判明。バクは友情に厚く誠実で常識はあるのでとてもいいキャラ。しかし、自分の外見に対して大きなコンプレックスを持っているのが玉にキズ。それでも男は心だよ、バク。

イケメンになるべくがんばるバク回。すごいガッツだ。今回も面白かったですよ、えーっと思いつつも納得できるオチがステキ。今のままでがんばれバク!

今回の見どころは「歌ちゃんファイアー」と「ウサミミジャイアント」。

えっ、マイメロ?「マイメロもやる時はやるのよ」といってましたが、結果的にたいしたことはやっていなかったので却下。

暴走した巨大歌ちゃんに対抗するべく巨大化したうさみみ仮面。しかし、うさみみパンチもうさみみキックも歌に繰り出すことにためらいを感じ、寸止めにしてしまううさみみ仮面。

あっさりやられかけますが、最後はイケメンビームで締め。ああたとえ巨大化しても女の子はイケメンビームに弱いのか。

先週まで4回、週代わりのエンディングでしたが、今回からのエンディングは後期新エンディングなのだと思います「手をつなごう」。マイメロとクロミが仲良くしているのがすごく気になるのですが…。今年で番組終了なのか!?と思わせて不安です。

「いっせーのーせでいこう」のところで灯りがともるシーン。一瞬「マイメロのデコトラかっ!?」と思いましたが、劇場ですね。アングルでトラックみたいに見えただけでした。ああびっくりした。

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こんな強力なイケメンビーム(マイメロくるくる31話感想)

先週の予告「さあ、婚約指輪を君のミトンのような薬指に」で思わず笑って、クルミが再登場の期待が高まっていたおねがいマイメロディくるくるシャッフル。

とてもテンポのいい回で小ネタも満載。第31話「もう一度踊れたらイイナ!」。

誕生日に期待するクロミ。柊(恵一)に話を誕生日の話をふるけれど、全く話題にも出さない恵一。

誕生日当日。柊邸でのパーティー中にマイメロに召喚されたうさみみ仮面は、アクシデントのためメロディキャンディをマイメロからもらうことができない(=変身が解除できない)。

うさみみ仮面の後をつけたクロミは、うさみみ仮面=柊恵一の疑惑を抱く。確認するためうさみみ仮面とダンスを踊るべくクルミ・ヌイに変身する。

・うさみみ仮面の正体はばれるのか
・クロミの誕生日の夢はかなうのか

ここらへんが焦点ですが、うまくまとめてますね。

1年目のおねがいマイメロディ第23話 「カレと踊れたらイイナ!」でクルミ・ヌイになったときは、自分から柊にダンスを申し込んだクルミ。今回はうさみみ仮面の方からクルミにダンスを申し込んでいます。いろいろ対比があって比べると面白いかも。

前回も、今回もバクの男気に涙。「でもレディーは22歳から年をとらないゾナよ」とカメラ目線の笑顔で語るバク。いいやつだ。

うさみみ仮面がクルミの悩み相談にのろうとしたのはやや意外。「わかった、男の子のことで悩んでるんだろ」「ふっ、女の子なんてだいたいそうなのさ」って…。そんな女の子の悩み相談にのるタイプじゃなさそうなのに予想外だ。

クルミの「こんな強力なイケメンビーム、柊様以外に誰ができるというの!?」というセリフ。イケメンビームはうさみみ仮面だからできるわけじゃなくて、やはり元がイケメンなら威力が強いのか?

そしてマイメロは相変わらず天然で腹黒い…面白いからいいけどね。

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イケメンビームは大人になってから!

今日は一転してカオス。おねがいマイメロディくるくるシャッフル第22話「ウサミミだったらイイナ!」。

夢ヶ丘中学の演劇に飛び入り参加(?)してしまったせいか、夢ヶ丘では人気が出てキャラクターグッズまで発売されているウサミミ仮面。

今回はウサミミ仮面にあこがれる男の子の夢の扉が開きます。

録画してなかったからうろおぼえですが、「ちょっとかわいい使者、ミニウサ仮面参上」とかいってましたね。ばかばかしいけど笑えました。

先週のクロミの「マイメロの紅茶の葉っぱがいつのまにかみーんなひじきになってますように」も笑ったけど、今週の「イケメンビームは大人になってから!」も独特のセンス。

仮面ライダーの「ライダーキックは仮面ライダーだからできるんだ!」というセリフを思い出しました。

正体を知られることに神経をとがらせる柊。これだけうさみみ仮面が夢が丘で有名になってしまうとあせる気持ちもわかります。

「うさみみ仮面の(花の形をした)ボタンはいくつ?」という問いに即座に「5つ」と答えてましたが、5つ?

頭に1つ、胸に2つ、残り2つはどこ?

公式サイトで確認したら、かぼちゃパンツの側面に1つずつついてますね。これで5つか…。

ちなみにうさみみ仮面のキャラクターグッズは一応発売予定。Tシャツなんかが発売されます。テーマソングの「おれはウサミミ仮面」も熱いので是非一度フルコーラスで聴いておくべし。

私の希望としてはくるくるシャッフルのタロットカード絵柄のカードか、シールを発売してほしいなあ。

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妹だから!(マイメロ第21話感想)

少女まんがの王道を「おねがいマイメロディ」でみることになるとは。

しばらく感想は書いていませんでしたが、ちゃんと見てましたよ。

それでは「おねがいマイメロディくるくるシャッフル」第21話「バイオリンがきけたらイイナ!」感想。

「バイオリンをやめる」と言い出した柊恵一。

歌が柊を好きになったきっかけでもあるバイオリン。やめてほしくない歌。

以前柊に「夢(やりたいこと)」を見つける手助けをする約束をした歌は、そのことをきりだして柊を止めようとするけれど…。

柊の答えは「もうすぐ(夢が)見つかりそう」。でも細かい事情は話してくれない。

柊の言う「夢が見つかりそう」はマリーランドの王様からもらった「うさみみスタンプカード」のスタンプをためれば「夢がみつかる」という話。

視聴者から見ればギャグですが、事情を知らない歌はショックを受けます。

柊が自力で夢を見つけることができるなら、歌の「先輩の夢を見つける手助けをします!」が必要なくなるわけ。つまり、歌が柊に会う理由がなくなる。

結局バイオリンは歌が預かることになりますが、そのときのセリフが痛々しい。「先輩の…妹だから!」。

以前、柊は歌に「君みたいな妹がいたら…」といったことがあるので、それを受けてのセリフなのです。

歌が「先輩の夢を~」のセリフを「先輩が好きです」という想いをこめていったのに対して、柊が長い時間をかけて返した答えが「君みたいな妹が…」という言葉。

要するに、夢を見つける手助けをする必要がなくなったら、柊の「妹」発言しか二人をつなぐものはないわけ。

歌としてはわずかな絆にすがるような気持ちで言った言葉。

「妹」は柊からの言葉だから、これは最後の砦。これを否定されることだけはないはずだから。

意に反して投げかけたその言葉で、ようやく微笑みを見せる柊。

これで失恋確定を認めざるを得なくなって、星空の下で涙を流す歌。

何もいえずにそばで見守る駆。

少女まんがですよ。古典的王道ですよ。

マイメロは変な話もあるけど、おさえるところはしっかりおさえてるわー。

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ナスがママならキュウリはパパ(マイメロくるくるシャッフル)

父の日ネタ。途中のギャグ展開にうっかりしてたら、その後ホロリとさせられます。

子供と一緒に見てるお父さんはティッシュを用意しておくべき。

それでは「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル」12話「かまってくれたらイイナ!」の感想です。

連日の仕事から解放されてようやく帰宅した歌の父、雅彦。しかし娘3人はそんな父を置いて買い物にお出かけ。

がっかりして昼間からビールを飲む雅彦。

そこにバク母さんに「掃除のジャマ」と追い出されたバク父さんが、酒瓶持って参加。

いきなり明らかになるバク父さんとバク母さんのなれそめ。二人は結婚式まで会ったことがなかった…。

バク父さんの村は男ばかり。遠くの村から紹介で、写真1枚で決めたお嫁さんがやってくる。

式の日、初めて会ったバク母さんにバク父さんは一目で夢中になったのでした。

うーん、昔の海を渡った花嫁たちみたいな話。バクの家は子沢山で貧乏だけど、幸せそうだからいいか。

そんな話をしているところに、マイメロパパ登場。「いつもマイメロがお世話になっているから、畑でとれた野菜を持ってお礼にきた」とういうのは口実。

実はマイメロママとケンカして家を出てきたのです。

明らかになるマイメロパパとマイメロママのなれそめ。先に行動したのはマイメロママの方だった…。

マイメロママはマリーランドではちょっとしたアイドル。いろんな若者から求婚されていたけれど「マイメロパパの作る野菜がスキ」だと言って、マイメロパパが農作業をしている畑に毎日通っていたのでした。

農作業で汗を流すパパに、ハンカチを手渡すママ。そして二人は…。

ところでマイメロママの若い頃の人気をバク父さんは知ってたということは、よほど有名だったのか?それともたいていのことはご近所に知れ渡ってしまう田舎なのか、マリーランド。

今日のマイメロママ語録。

「パパは野菜を育てて、ママはパパを育てているのよ」(サラダを和えながら)

そろそろ酒が回ってきたバク父さんと雅彦。そして酒の匂いに酔ってしまったマイメロパパ。

「男は家庭では王様になるべき!」という想いがクロミの黒魔法に。

ここからはいつものギャグ展開。

ダジャレ好きの雅彦の発案でダジャレ大会に突入。あるダジャレに、亡き妻「すず」の若い頃を思い出す。

もともとダジャレが好きだったのは妻。「笑いの絶えない家庭をつくる」ために雅彦はダジャレを磨いたのでした……。

今日のくるくるシャッフルはバコちゃん(バクの末妹)。

いきなり泣き出したバコをあやす雅彦。笑顔になったバコの姿に重なる、娘たち三人の幼い頃の笑顔。

「すず、見て、くれているかい?ほらみんな、大きくなっただろう?」

すいません、涙がぽろり。ちょっと待って。なに?ギャグからスムーズにこの流れ。こんなの反則だ!

魔法が解けてマリーランドへ戻ったバコ。そのバコが消えた空間を身じろぎもせず見つめ続けるバク父。

そしてマイメロパパを迎えに来たマイメロママ。

マイメロママ「パパったら朝ごはんのサラダにマヨネーズがないってすねてしまって。本当にご迷惑おかけしました」

そんな原因……。パパはマヨ好きだったのか…。

マイメロママ「マヨネーズはおばあちゃんが作ってくれましたよ」
マイメロパパ「ほんとー?」

そういえばマイメロ一家って二世帯家族。同居しているおじいちゃん、おばあちゃんはやっぱりマイメロパパの?

深読みするとマイメロママのセリフがこわいかも。いや、大丈夫だよね。マイメロママは良妻賢母っぽいし、嫁姑バトルは……ないよね!?ないって言ってよ。

バク父さんもバコを追ってマリーランドに帰るのでした。

今日の脚本は私的に全くダメだった「タコヤキ」回の人。

……ええーっ。今回テンポもセリフもオチもすごくよかったですよ。やっぱり得手不得手の話があるのよね。

そういえば、スーパーで以前「なすがママならキュウリはパパ」という商品名のヌカ床セットを売ってたような。命名した人はオヤジギャグすきなのかなー?

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3弦が半音下がってる(マイメロくるくるシャッフル11話)

先週は用事があってスルーしました。タロットは「クマ君」だったそうですよ。

今回は「あいつ(=柊恵一)にちょーかわいい彼女をみせつけて、うらやましがらせてやるぜー!!」という、すごく不純な理由で彼女を作ろうと画策する潤。

彼女が欲しいわけじゃなくて、「アニキに見せびらかすために」というところが…子供だ。

では、おねがいマイメロディくるくるシャッフル第11話「潤になれたらイイナ!」の感想です。

クラスメート5人にデートを申し込む潤。用事のある歌以外はOK。

1人目、けんか別れ。
2人目、美紀。

美紀のポエムノートからある詩に目を留めて、ほめる潤。

おとぎの国のプリンセス
みんなでshall we盆ダンス
踊る私はプリティラクーン
コバルトナイトにグッバイしたら
お願い言えずにしょんぼりーぬ、てへっ

あー、これ1期の時に出てたポエム。柊が「難解だな…」とコメントしたポエムを理解するとは、やるじゃないの潤。なんか、いいムード?

しかし、美紀の両親乱入。

美紀「ときめきレディーに過保護はノンノントワイライトよ!」

変な家族だ…。でも潤、美紀の両親にも気に入られて今度遊びに来るように誘われてます。これはいけるかも。

3人目、真菜。蹴り一発でのされる潤。

4人目、バストの大きい癒し系スマイルの飯島さん。

こちらもちょっといいムードに。

そこに通りがかる今回の悪夢魔法の犠牲者、クラスメートの有働くん。

「僕もあいつみたいに軽くて軽薄で何も考えてないみたいなロッカーになれたら」とすごく失礼な願いを…。

今回あんまりまとまりがない話だなあと思ったのですが、この有働くん、1期の第27話「柊サマになれたらイイナ!」で悪夢魔法にかかってるんですね。話的に対になってるみたい。

その話は見てないので、イマイチに感じたのかもしれません。

くるくるシャッフルのタロットカードは「王様」。

結局4人とも彼女にはできなかった潤。そもそも「3日以内に」って無理。

そこに現れる歌。ラストチャンスとばかりにギターを弾く潤。いつもと違ってバラード系。

公園に流れる潤の曲。1台の車が急停車。降りてきたのは…柊恵一。

「3弦が半音下がってる」調律して、軽く(?)かき鳴らす柊。「なおった」音を確認するとさっさと退場。

それをみてショックを受ける潤「左利きのギターなのに、オレよりうまい…」。

「あいつはオレの好きなものをどんどん奪いとっていくんだ!」くっ、わかる、わかるよ潤君。

柊は特別としても、器用な兄弟のほうが上手かったりするのよね。じゃあ、「同じものを好きにならなければいいじゃない」と思う人もいるかもしれない。

でも兄弟は同じものを好きになることが多いのよね。同じ環境で、同じ親の価値観で育つから。理屈じゃないのよ、「好きなもの」は。

幼少時にバイオリンで柊に負けて挫折した潤は、それでも音楽をあきらめきれずにギターに走ったと見た。柊は「ギターはあんまり好きじゃない」って言ってたものね。ガンバレ潤!

たぶん柊は今回のことも悪気はないんだろうなー。「他人に聴かせるなら、音くらいきちんとしろよ」くらいの気持ちでしょう。「ネクタイ曲がってるぞ」くらいの気持ち。仲が悪くても一応兄だしね。

ところで「うさみみ仮面のあるばむ」というのが、発売されるそうですよ。やっぱり人気あるのねウサミミ仮面。

今日のマイメロママ語録
「女の子が気にしていることを言うような男は、ぶってもいいのよ」

白菜切りながらいうセリフじゃないよ、ママ。

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世界で一番美しいオレ(マイメロくるくるシャッフル9話)

修学旅行編。今回は京都「おねがいマイメロディくるくるシャッフル」。

「小暮が好き女の子は「歌」」とクラスメイトから聞いた潤。

柊(兄)のことで小暮と潤は意気投合。小暮に修学旅行の「いい思い出」を作ってあげようとする潤。歌に「悲しい思い出を残したくない」小暮。ダークパワーの件以降登校せず京都にコンサートに来ている柊(恵一)のことが気になる歌。

いいじゃないですか、今回。

では、9話「スキって言えたらよろしおすナ!」感想。

小暮と潤のモノマネ柊が…。

潤「くだらん(効果:キラキラ~)」
小暮「世界で一番美しいオレ(効果:キラキラ~)」

この二人の柊像ってどこかゆがんでるよ。潤は弟のくせに、案外兄の実像を的確につかめてないところがなんとも。そんなだから二人ともダメなのよ…。「顔だけ」じゃなく「才能」に触れていないのはくやしいから?

その頃の柊。

柊「また世界を滅ぼしてみたくなった(効果:キラキラ~)」
セバスチャン「ぼ、坊ちゃま~」
柊「冗談だ」
セバスチャン「ほーっ(安堵)」
柊「とも言い切れない」

同じキラキラ~でもセリフに格の違いが…。

今日のマイメロママ語録。

(ケーキのデコレーションをしながら)「女ってね、ダメな男ほどほおっておけないものなのよ」。

この言葉をマイメロパパが聞いてる前でいうママは相当悪女(ワル)だよ。

クロミノート:NO.752
遠足の昼食後、バス移動直前。マイメロの姿がないのに気づき、心配して探すクロミ。しかし、マイメロは一足先に遠足バスの中。クロミを置いて出てしまうバス。

クロミ、よく気がつくやさしい子なんだよねー、基本的に。友情に篤いタイプだし。かわいそうに、マイメロと付き合ってからどんどんゆがんで…。

くるくるシャッフルは当然みんなの(?)「ウサミミ仮面」。

ウサミミ仮面はおぼれるマイメロをスルーして歌を助けに。マイメロ助けても悪夢魔法を解除できない(=ウサミミ仮面としての任務は終了できない)ことがわかってるので、効率一辺倒。

ヒツジ仮面に助けられたマイメロ。駄目押しの「ウサミミ仮面さん、おねがい」で思わず青ざめるウサミミ仮面。

助けてもらった歌の「あなたは誰なの?」に「さらばだっ」と答えてしまうウサミミ仮面。嫌がっていても着実に「ウサミミ仮面」が板についてきているのか?柊。

「今日はしらけたからやりたくない」とコンサートを中止する柊。そりゃあ、出番前にウサミミ仮面じゃね。芸術家はナイーブなものだけど、やっぱり柊も人の子。

コンサート会場前に柊を呼び出した歌。あいかわらず柊は木で鼻をくくったようなしゃべり方。中止になったと聞いて「先輩のバイオリンが聞きたかった」という歌の言葉には、かすかに笑みを浮かべる柊。

この男、やっぱりバイオリン大好きなのか。それとも「先輩の」に反応したのか。

歌のおみやげが柊の心象風景で光を放ってたのは、歌の「(先輩の心に届いたらいいなという)気持ち」で柊に届いたわけではない、かな。あのときの柊の表情は出なかったから、たぶんね。

最後にきっぱり潤に対して「歌がスキなこと」を否定してしまった小暮。潤は帰国子女のためか「言葉」をそのまま受け取る素直なタイプ。このあと話がややこしくなってくる予感。

来週は時事ネタ(?)サッカー。


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マイメロの日の方がよかった(くるくるシャッフル7話)

外国でデザイナーとして働いている柊と潤のママ帰国。波乱の予感。おねがいマイメロディくるくるシャッフル第7話。

今日の話はちょっとゴタゴタしてるかんじがしたけど、締めはきっちりしてました。

おこづかいはカーネーション1本分しか買えない。「亡くなった母に白いカーネーションを買う」「今の母に赤いカーネーションを買う」究極の二択に迷う女の子に悪夢魔法をかけて「母の日」を「クロミの日」に変えてしまうクロミ。

「マイメロの日のほうがよかった」というマイメロは黒いなー。

では「クロミの日になったらイイナ!」の感想です。

「恵くーん」て。キター!!柊ママ。こういう人は呼ぶなといっても息子が大人になっても「恵くん」呼びだ。

柊のためにデザインした服は首周りのひらひらがピエロ服のよう。

柊「小さすぎます」
柊ママ「そんなこと言わないで着て着て!すごく似合うと思うの」
柊「お母さんと会ってない間に身長が5cmは伸びたんです」

はっきり着たくない、いらないと言わないところがさすが完璧男、柊。兄弟の場合、たしかに上の子の方がこういうのがうまいような気がする。

潤へのおみやげも白いひらひらフリルシャツ。どっちかというと柊に合いそうな……。いや単にひらひら好きかも。

つい「いらない」といってしまう潤。

潤の過去回想。柊ママのためにバイオリンを弾く柊(恵一)と潤。

「さすが恵くん!ママの自慢の息子ね」
「いいのよ、恵くんがあなたの年の時のようにうまく弾けなくったって。だって、あなたは恵くんとは違うんですもの」「恵くんの半分でも才能があったら」

ママの言葉に傷つきバイオリンを床にたたきつけ、やめることを宣言する潤。

柊ママの言葉には悪気はないんですよ。兄、恵一の上手なバイオリンもうれしいし、弟、潤のバイオリンは下手だけど上手下手は抜きでうれしい。親心はそんなもの。

でも子供心はそうじゃないのよ。「恵くんとは違う」「うまく弾けない」「それでもいい」兄のことで喜ぶ母の笑顔とは微妙に違う笑顔。オマケで喜んでくれてるようなもの。もっと(兄のときみたいに)手放しで喜んで欲しい。喜ばれたい。

思い出して涙ぐむ潤。それに共感するクロミもクロミママに言われた言葉を思い出す。

クロミママ「クロミちゃんも昔は、マイメロちゃんのように素直でやさしかったのにどうしてこんなになっちゃったの?」

マイメロ嫌いのクロミには一番言ってはいけない言葉。1期は終盤しかみてなかったのでよく知らないのですが、クロミの回想にしょっちゅうマイメロが出てくるということは、マイメロとクロミは仲がよかった時期もあった様子。

それで「マイメロちゃんのように」なんだろうけど、子供の交友関係は変わっていくものなので友達についての発言は慎重に。

そしてバクはやっぱり親孝行。今回悪夢魔法で一番ひどいめにあってます。

クロミの悪夢魔法にかからなかったことから、王様の言葉を思い出す柊。

王様「そんないやそうな顔をするのではない。ひとつだけいいこともあるんだぞ」
柊「いいこと?」
王様「うさみみの刑を受けている間はいかなる魔法にもかからないのじゃ」
柊「あっそ」

そんなにうれしくない特典だ。あらためて早く夢をみつけてうさみみの刑をとくことを考える柊。

今回の悪夢魔法はクロミの手に余るというか、収拾がつかなくなってマイメロに解決をたのむ結果に。

くるくるシャッフルはバカンス中のサンタさん召喚。サンタさんが事態解決のために呼び出したのはみんなのママだった……。

「マイメロ、私たちが来たからにはもう大丈夫ですよ」
「みなさま、本当にご迷惑をかけて申し訳ありません。でも、クロミちゃんには手をださないで!」
「かわいい子供達には指一本触れさせないっぺー!!」
「私にとって潤くんはかけがえのない大事な息子なのよ」
「この子達は私たちが守ります」

母の愛で悪夢魔法はとけるのでした。……いい話だ。クロミ母は謝罪慣れしてるなー。それもまた母の愛。

母にカーネーションを渡そうとする潤。しかしタッチの差でトラック一杯のカーネーションが柊から母に贈られてしまう。今さら1本だけのカーネーションなんて……潤の投げ捨てたカーネーションは母の手に渡るも潤はそれを知らずに部屋でテーブル返し。

うーん、うまい締めですよ。やっぱり潤は素直になれないだけで、柊自身のことは嫌いじゃないんですよねー。周囲との人間関係でいつも柊においしいとこをもってかれるのが嫌なだけ。

今期は柊と潤の関係中心で進んでいくんでしょうけど、なかなかよいかんじです。

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