ノエイン24話「ハジマリ」

きれいに終わりましたね。細かいことをいうと積み残しもあるかなと思うけど、話の大筋に影響ない部分なら別にいいんじゃないかと思う私です。

最後になってようやく題名「ノエイン(「認識」の意味)」が生きてきました。

単にノエインさんのことじゃなかったのね。すごくいいテーマ!

余談になりますが、リンクの少ないブログを作って、バーチャルな観測者(GoogleとかYahoo!とか)に観測されてないと、日々の訪問者が極少で「うちのブログなんて実は存在してないんじゃないか」と思うときがあります。

カウンタをつけると「ラクリマ(涙)」のブログになりそうでつけてません。

でも、トラックバックとか相互リンクをきちんとやってるブログはまさに「確定」してるってかんじ。人のつながりって大切なのよね。

アトリ、コサギ、トビ、そしてカラス。龍騎兵は全て自分たちの望む未来のために行動し、そしてその望みはかなったんだと思います。まさに大団円。

トビの「この時空の未来が幸せだといいな」でちょっとしんみり。

そして、ユウとハルカは選び取った未来へすすんでいく……。すごくきれいにまとまってました。楽しかったです「ノエイン」。良作だ!

ところで第一話から最終話まで、へこたれながらも感想を書いてきたわけですが、すごく手間がかかりました。この程度の内容でそんなに時間はかからないだろうと思うかもしれませんが、それは甘い。

マイメロなんかは突っ込みどころが多いので、どこらへんを核にしてまとめるかすぐ決まるんですが、「ノエイン」は話が真面目だし連続モノだから、どの切り口でまとめるか難しいんですよ、笑いもとりづらいし。

いやーホント、いい経験でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン23話「オワリ」感想

ノエイン23話「オワリ」。ああ、次回とうとう最終回ですよ。今のところここまでみてきてよかったなあという内容です。

原作がない場合、後半ぐだぐだになりがちなオリジナルストーリーが多い中でよくがんばったと思います。アニメスタッフGood Job!

未来はわからないからおもしろい、という言葉がアトリの口から出るとは。ただ暴れ足りなくて函館にやってきたアトリが、いろいろあった末にミホに出会って、かりそめの穏やかな日々をおくって。カラスが変わっていくのを見て。

そしてようやく出てきた言葉。連続ドラマの醍醐味みたいな言葉ですね。

結局、アトリがカラスを嫌っていた理由は、最初から言ってたように「不幸面」の一言に尽きるんでしょうね。不幸な過去を経験しているのはカラスだけではないのに、それをいつまでもひきずっているように見えたから。

不幸体験では引けをとらない、つらい体験をしてきたアトリからみるとそういう姿がうざかったと。

カラスもユウに「お前ならできる」といえるようになったのも時間とドラマの流れを感じさせるいいシーンでした。

ところで今日の話、機関車トーマス風に言うと「このお話の出演はユウ、ユウ、そしてユウ(森本レオの声で)」という内容でした。

これはうまくまとまりそうな予感。

次回「ハジマリ」ミンナノネガイ、トドイテクダサイ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン22話「ミライへ…」感想

ノエイン第22話「ミライへ…」。

前回「トンデラハウスの大冒険」ばりにシャングリラへとんだハルカハウス。なにゆえシャングリラに持ってくる必要があったのかと思ったんですが、それなりに説明されてました。

ノエインさん提供でお送りするハルカの友人たちの暗い未来。あれ、ハルカの未来がないのは何故?

以前ハルカが「クリカエシ」の回で別の時空に迷い込んでいたときみたいに、不幸の未来に紛れ込んでしまったハルカの友人たち。今回はたぶんノエインさんの仕業。

あーなるほど、それでハルカがいないのか。

アイとイサミのエピソードが泣けました。こういう詩をどこかで見たような気がする……。どんな時にも一緒に横について歩いてくれていた神様に、どうして一番つらかった時には自分の横に姿が見えなかったのかと理由を聞くと、「あなたが一番つらい時にはあなたを背負って歩いてました」って答えが返ってくる詩。誰の詩だったかな……。

戦闘回じゃなかったけど、不幸な未来のアイやイサミは妙にくねくねよく動いてましたね。と思ったら、作画監督と原画ににうつのみや氏の名前が。わかりやすいなー。うつのみや氏時空は。もうちょっとだけ絵を設定画に似せてくれたら文句のつけようがないんですけど、まあいいか。

次回「オワリ」ミンナ、キエテユクノデスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第21話「マボロシ」感想

今回はいろいろ動きがありましたが、大きく分けて4つ。

・シャングリラ滞在中のハルカ、ユウ、カラス対ノエインさん
・ハルカを救うべく行動する函館居残り龍騎兵アトリ、トビ、コサギとハルカの友人たち
・マジックサークルプロジェクトを阻止すべく動く内田、郡山コンビ
・マジックサークルプロジェクト発動前にハルカ母子を東京に移動させたい黛博士

つめこんでる割にはわかりやすい構成になっていて、すっきりわかりやすい話でした。

カラスとユウの会話。「ねえ、聞いてもいい?」からの一連の会話がこのノエインという作品のテーマなのかなぁ。形を変えてこれまでに何度も繰り返されてきてるし。

ユウ「大人になってもつらいことばかりなの?」
(会話略)
カラス「だから強くなれ。より大きな悲しみや苦しみに出会っても、乗り越えられるだけの強さを持て」

ってところ。私の子供の頃だと、こういうのはジュブナイル小説なんかで「読む」ようなテーマで、アニメで「見る」ようなテーマじゃなかったような……。

こういう話がアニメのテーマになるっていうのも時の流れを感じるようなそうでないような。懐かしい感じはします。

アトリはいいキャラになりましたねー。「ノエイン」はどのキャラもまんべんなくストーリーに絡んでますが、脇役の中でも一番おいしいポジションじゃないですか?アトリは。

ところで、マジックサークルプロジェクト。全然話に絡んでこないんですけど……。いや、発動させちゃったらまずいから、最終話で「結局なんとか阻止しました」みたいな結末になるんだろうなーと思ってますが。

ラクリマに鳥(龍騎兵)はもう残ってないから、あと気になるのは「ノエインさんとの対決」と「カラスたちの行く末」かな。

なんとか幸せな結末を迎えられるといいな。

次回「ミライヘ」シアワセナミライハ、ミツカリマスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第20話「モウイチド…」

アトリが元に戻ってるー。しかもキレてなーい。カラスより冷静。

ハルカ(とユウ)がラクリマに連れて行かれたことを責めて、トビを締め上げるカラスをいさめる余裕すらあります。

ハルカとユウはクイナから逃れてアイ(アマミク)のところへ。しかし存在が確定できないため消えそうになるユウ。

トビはそのころ、内田の量子コンピュータ(試作品)とコサギがクイナから渡されたバッテリーを使ってカラスをラクリマへ。

ユウを助けるためにクイナと共にシャングリラへ向かうハルカ。後を追うカラス。

という展開の今回。

とうとうノエインさんが15年後のユウであることが、ノエインさんの口から明らかに。

でも見どころはそこじゃなくて、シャングリラの遊撃艇の中身かも。

部屋になってたし。なんか干してるし。なんじゃこりゃ。

ムック本が発売されたあかつきには(発売されるのか?)、是非とも「大図解!これがシャングリラ遊撃艇の内部だ!」のページをつくって断面図なんかを公開してもらいたいものです。

地上に落ちるユウとそれを追って飛び降りるハルカのとこの動きが、なんだかいいですね。

この調子で最後までお願いしますよー。

次回「マボロシ」。アナタハミツケラレマスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第19話「オモイデ」感想

ハルカにつきあって一緒にビデオをみるバロン。いいなー大型犬。世話が大変だろうから飼えないのでうらやましい。

結局前回なんとか中身をみようとしていた「ハルカ7歳」のビデオは、今は亡きハルカのおばあちゃんとハルカを撮ったビデオでした。

これも今回のメインテーマにちゃんとつなげてくるあたり、ていねいに作りになってます。

ところで、アトリがコサギにシメられてる場面。「お前の顔を狙ったのになぜ花に当たる?」「わからない」のとこですが、あれはリスペクト?

白土三平氏の「カムイ伝」じゃなかったかなー?

下人に化けた忍びの動作を「(下人にしては)どうも怪しい」と確認のために、後ろから石か何かを投げつけるという場面があったと思うんですよ。後ろから投げられた石をよけることができたら忍び、できなければただの下人というわけ。

疑われていることを察知した忍びは、わざと石をよけずに……という結果だったんですが。

webアニメスタイルのインタビューでも「白土三平」についてはちょっと触れられていたし、もしかして?

でもリスペクトにしては地味すぎ?「カムイ伝」読んでる若い人ってあんまりいなさそうだし。

まあ、どっちでもいいか。

クイナはどんどんメカっぽくなっていくので、もうこれ以上函館遠征は無理とふんだのか?

ハルカをラクリマへ逆算固定という話に。巻き添えでユウもラクリマへ。

あの場面で、ハルカから手をのばされてビビってちゃあ男の子じゃないよね、ユウ。

はたしてラクリマでもがんばれるのか、ユウ。

次回「モウイチド」。アナタ二マタ、アエマスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第18話「ワルイユメ」感想

結局ラクリマから離脱したコサギ。クイナは単に不器用なだけで、ホントにコサギのことが好きだったみたいですね。てっきりコサギの気持ちを酌んでやれない自己中だと思ってました、ゴメンねクイナ。

しかし7つも年上なら、もうちょっと余裕を持った行動ができないものか。自分のことだけでいっぱいいっぱいな時に恋愛まで手が回るのか、クイナ。いや、回らないからコサギに逃げられたのか。

クイナが時空に嫌われている理由とかは、あんまり話の根幹にはかかわりなさそうなので、たぶん明らかにされないままなんでしょうね。いろんな意味で不憫なキャラクターだ、クイナ。声は渋くてかっこいいのに。がんばれ、クイナ。

コサギも別の意味で報われなさそうですが、この先どうなるのか。

シャングリラの遊撃艇はとうとう函館に登場。

しかし、結局ハルカが一人で撃退。強いぞハルカ!ハルカ最強。もう、ユウもカラスもハルカが守っちゃえ!

カラスとの戦いで今回もあちこちなくなってしまった、クイナ。はたして最終回まで体はもつのか?なんだかなくなってはいけないところまでなくなっているような気がするけど、大丈夫なのか?

次回「オモイデ」。シアワセナトキヲ、ワスレナイデイラレマスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第17話「マヨイ」

ユウがビデオカメラを使うようになりました。いきなり結婚式のカメラマンって無理がないですか?責任重大じゃない?

このビデオカメラって後々絡んできそうですよね。ラクリマ組を撮ったら写ってなかったとか……。逆に、全て解決した後、映像だけ残ったとか……。

今回の見どころはクイナのセクハラとコサギVSカラスかなー。

クイナのコサギへの告白は唐突だったけど、以前のコサギの命令違反でもお仕置部屋に直行させなかったのは、好きだったから?

ただ女性の視点で言わせてもらえば、どうもクイナの「好き」には打算があるようにみえましたよ。

コサギが好き、幸せにしたいという気持ちより、クイナ自身がラクリマを脱出後一人だと寂しいから自分のためにコサギを連れて行きたいみたいな。どこか本心を隠しているような。

コサギはクイナのことは上司として尊敬してたんだろうけど、龍騎兵の脱落者急増中のこんな告白ではひっかかるものがあったのかなあと。

カラスとの決着を優先させたのは、コサギなりの龍騎兵としてのけじめとカラスに対する想いに決着をつける気持ちでしょう。

クイナからもらった口紅をつけたのは、感謝の気持ち(愛情じゃなく)とカラスとの対決に了承を得やすくする手段としての半々の気持ちでは?

コサギとカラスの戦闘はよく動いていて面白かったです。戦闘の見せ方が単調じゃなくていいですね、ノエインは。

次回「ワルイユメ」。アナタガイルセカイハ、ゲンジツデスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第16話「クリカエシ」感想

ノエインさんから自力で逃げだしたハルカ。でも逃げだした先は、元の世界ではなく少し前の過去。

でも、その過去はハルカが経験した過去とは少しずつ違う世界でした。カラスは現れず、ハルカはユウと家出する……。

少しずつずれた様な過去世界をいくつもいくつも通り過ぎながら、元の世界、今まで生きてきた世界を探して時空をさまようハルカ。

少し違うセリフ、少し違う行動。アニメだし子供の記憶力だから「この世界ちょっと違う!」ってわかるのかもしれませんが、年とると記憶力が鈍ってきて、ちょっとくらい違っていても「こうだったっけ?」と勘違いしそうです。間違い探しのようだ…。

一応使いまわしの総集編回のはずですが、ちゃんと話とリンクさせて同じ映像をうまく使いまわしています。アイディア勝ち?

ハルカを追いかけて登場するノエインさんのなれなれしいセリフがなんともいえませんね。

ハルカはこの回でようやくユウが以前から自分を守ろうとしていたことを認識。守ってくれていたのはカラスだけじゃなかった……。ここらへんの描写はいいかんじでした。

最初は単なる総集編かと思ったんですけど、ちゃんと話は進んでましたね。

次回「マヨイ」。ジブンノコト、ミツメラレマスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ノエイン第15話「シャングリラ」感想

いかん、どんどん感想を書くのが遅くなってきた「ノエイン」。毎週見てるんですけどねー。

15話「シャングリラ」はハルカとハルカ父のデートで始まり。久しぶりに会う娘の成長していく姿に嬉しさを隠せない父。けれどもハルカの幼い頃の思い出を語る姿に、家庭を壊してしまった後ろめたさを感じる……。

いいですね。父のキャラ。思っていたよりもいいかんじ。父は幼いハルカの「幽霊を見た」という言葉の意味がわかっている様子。

篠原もハルカ父の家庭環境について全て知っていて、函館をマジックサークル計画の実験地に選んだわけですねー。黒いな。

おそらくハルカ父は実験に協力させられるのでしょう。失敗すると危険な実験をそのまま進めさせるより、手を貸して成功させる道を選ぶと思われます。

アトリは全然回復しないんですが、このままミホに世話されるままなのか?ミホもなんだか動物を世話するみたいにアトリの世話をしてますが。

カラス・トビ組と郡山・内田組の接触。ようやく協力体制をとっていく様子。「因果律の審判」ってなんだそりゃ、と思ったら「因果律の侵犯」でしたか。ああ、なるほど。って大変ですね。

未来が過去に影響を及ぼすってよくわからないような。未来の方が先に決まってしまって、それに向かって過去の出来事が進んでいくってことですか?

過去は変えられないんじゃなかったっけ。ノエインさん曰く。

しかし今回はノエインさん、ずいぶん活動的。シャングリラの人(?)だけに任せずに、自らハルカを攫いにくるとは。カラス惨敗。どーなるこれから。

次回「クリカエシ」。マタ、アナタニアエマスカ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)