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ナスがママならキュウリはパパ(マイメロくるくるシャッフル)

父の日ネタ。途中のギャグ展開にうっかりしてたら、その後ホロリとさせられます。

子供と一緒に見てるお父さんはティッシュを用意しておくべき。

それでは「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル」12話「かまってくれたらイイナ!」の感想です。

連日の仕事から解放されてようやく帰宅した歌の父、雅彦。しかし娘3人はそんな父を置いて買い物にお出かけ。

がっかりして昼間からビールを飲む雅彦。

そこにバク母さんに「掃除のジャマ」と追い出されたバク父さんが、酒瓶持って参加。

いきなり明らかになるバク父さんとバク母さんのなれそめ。二人は結婚式まで会ったことがなかった…。

バク父さんの村は男ばかり。遠くの村から紹介で、写真1枚で決めたお嫁さんがやってくる。

式の日、初めて会ったバク母さんにバク父さんは一目で夢中になったのでした。

うーん、昔の海を渡った花嫁たちみたいな話。バクの家は子沢山で貧乏だけど、幸せそうだからいいか。

そんな話をしているところに、マイメロパパ登場。「いつもマイメロがお世話になっているから、畑でとれた野菜を持ってお礼にきた」とういうのは口実。

実はマイメロママとケンカして家を出てきたのです。

明らかになるマイメロパパとマイメロママのなれそめ。先に行動したのはマイメロママの方だった…。

マイメロママはマリーランドではちょっとしたアイドル。いろんな若者から求婚されていたけれど「マイメロパパの作る野菜がスキ」だと言って、マイメロパパが農作業をしている畑に毎日通っていたのでした。

農作業で汗を流すパパに、ハンカチを手渡すママ。そして二人は…。

ところでマイメロママの若い頃の人気をバク父さんは知ってたということは、よほど有名だったのか?それともたいていのことはご近所に知れ渡ってしまう田舎なのか、マリーランド。

今日のマイメロママ語録。

「パパは野菜を育てて、ママはパパを育てているのよ」(サラダを和えながら)

そろそろ酒が回ってきたバク父さんと雅彦。そして酒の匂いに酔ってしまったマイメロパパ。

「男は家庭では王様になるべき!」という想いがクロミの黒魔法に。

ここからはいつものギャグ展開。

ダジャレ好きの雅彦の発案でダジャレ大会に突入。あるダジャレに、亡き妻「すず」の若い頃を思い出す。

もともとダジャレが好きだったのは妻。「笑いの絶えない家庭をつくる」ために雅彦はダジャレを磨いたのでした……。

今日のくるくるシャッフルはバコちゃん(バクの末妹)。

いきなり泣き出したバコをあやす雅彦。笑顔になったバコの姿に重なる、娘たち三人の幼い頃の笑顔。

「すず、見て、くれているかい?ほらみんな、大きくなっただろう?」

すいません、涙がぽろり。ちょっと待って。なに?ギャグからスムーズにこの流れ。こんなの反則だ!

魔法が解けてマリーランドへ戻ったバコ。そのバコが消えた空間を身じろぎもせず見つめ続けるバク父。

そしてマイメロパパを迎えに来たマイメロママ。

マイメロママ「パパったら朝ごはんのサラダにマヨネーズがないってすねてしまって。本当にご迷惑おかけしました」

そんな原因……。パパはマヨ好きだったのか…。

マイメロママ「マヨネーズはおばあちゃんが作ってくれましたよ」
マイメロパパ「ほんとー?」

そういえばマイメロ一家って二世帯家族。同居しているおじいちゃん、おばあちゃんはやっぱりマイメロパパの?

深読みするとマイメロママのセリフがこわいかも。いや、大丈夫だよね。マイメロママは良妻賢母っぽいし、嫁姑バトルは……ないよね!?ないって言ってよ。

バク父さんもバコを追ってマリーランドに帰るのでした。

今日の脚本は私的に全くダメだった「タコヤキ」回の人。

……ええーっ。今回テンポもセリフもオチもすごくよかったですよ。やっぱり得手不得手の話があるのよね。

そういえば、スーパーで以前「なすがママならキュウリはパパ」という商品名のヌカ床セットを売ってたような。命名した人はオヤジギャグすきなのかなー?

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徹之進のぬいぐるみ

金曜夜から土曜の朝にかけてサイトの更新をするときには、朝「シュガシュガルーン」「ワンワンセレプーそれゆけ!徹之進」なんかも、更新作業しながら流し見してます。

「シュガシュガルーン」は結構面白いですが、「徹之進」はかなり話にムラがありますね。

面白い回と箸にも棒にもかからない回があるので、ブログでとりあげたことはないですが、良い回は人情系、ペット系のいい話。

子供向けとしてはとてもいいと思いますよ。

基本ストーリーは「八本木ヒルズ」に住むセレブたちと、そこに住む犬山一家に飼われている血統書つきの犬「徹之進(生後七ヶ月)」の話。

…のはずですが、魔法で「セレブナイト」という人間の姿に変身したり、「犬楽園」というセレブの(?)犬たちが集う魔法空間があったりと、かなり何でもありの話です。

最近で面白かったのは18話「てつのしん母を訪ねる」、19話「てつのしんダイエットさせる」、そして今日の23話「てつのしんパパを応援する」。

18話は母の日話で、徹之進が小さい頃別れたきりで会ったことがない「まぶたの母」に会いに行く話。

19話は犬にお菓子をあげてはいけないとか、適度な運動が必要とかの犬ダイエット話。

どちらも小ネタがきいていたし、おしつけがましくなく面白かったです。

「てつのしんパパを応援する」は父の日話。

てつのしんが変身した「セレブナイト」に多額の借金をしているため、返済のためにこっそり夜バイトをする犬山家の父、マサオ。

バイト帰りに自動販売機で缶の「おしるこ」を飼おうとするけれど、財布には1円しかない。

じきに迎える徹之進の1歳の誕生日のお祝いのために、いろいろ物入りでさらにバイトを増やして……。

……すごい話。時々しか見てないから細かいとこわからないのですが、「セレブナイト」は「愛と正義とお金もうけの使者(この口上もすごいセンス)」じゃなかったの?

制作アニメスタジオつながりで、なんとなく「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル」の「うさみみ仮面」と微妙に絵の雰囲気が似てます。

今日は先に名前を呼びかけられてしまったので、「愛と正義とお金もうけの使者、セレブナイト参上」のセリフがなげやりで、さらに「うさみみ仮面」っぽかったです。

締め方もそんなに強引じゃなかったし、やっぱり小ネタがきいていて面白い。いい回はとっても良作です。

絵はかなり子供向け。今のところおもちゃはでそうにない話だと思ってたら、徹之進のぬいぐるみがでるんですね。

なかなかかわいいですよ。最近のヌイグルミはできがいいですね。

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3弦が半音下がってる(マイメロくるくるシャッフル11話)

先週は用事があってスルーしました。タロットは「クマ君」だったそうですよ。

今回は「あいつ(=柊恵一)にちょーかわいい彼女をみせつけて、うらやましがらせてやるぜー!!」という、すごく不純な理由で彼女を作ろうと画策する潤。

彼女が欲しいわけじゃなくて、「アニキに見せびらかすために」というところが…子供だ。

では、おねがいマイメロディくるくるシャッフル第11話「潤になれたらイイナ!」の感想です。

クラスメート5人にデートを申し込む潤。用事のある歌以外はOK。

1人目、けんか別れ。
2人目、美紀。

美紀のポエムノートからある詩に目を留めて、ほめる潤。

おとぎの国のプリンセス
みんなでshall we盆ダンス
踊る私はプリティラクーン
コバルトナイトにグッバイしたら
お願い言えずにしょんぼりーぬ、てへっ

あー、これ1期の時に出てたポエム。柊が「難解だな…」とコメントしたポエムを理解するとは、やるじゃないの潤。なんか、いいムード?

しかし、美紀の両親乱入。

美紀「ときめきレディーに過保護はノンノントワイライトよ!」

変な家族だ…。でも潤、美紀の両親にも気に入られて今度遊びに来るように誘われてます。これはいけるかも。

3人目、真菜。蹴り一発でのされる潤。

4人目、バストの大きい癒し系スマイルの飯島さん。

こちらもちょっといいムードに。

そこに通りがかる今回の悪夢魔法の犠牲者、クラスメートの有働くん。

「僕もあいつみたいに軽くて軽薄で何も考えてないみたいなロッカーになれたら」とすごく失礼な願いを…。

今回あんまりまとまりがない話だなあと思ったのですが、この有働くん、1期の第27話「柊サマになれたらイイナ!」で悪夢魔法にかかってるんですね。話的に対になってるみたい。

その話は見てないので、イマイチに感じたのかもしれません。

くるくるシャッフルのタロットカードは「王様」。

結局4人とも彼女にはできなかった潤。そもそも「3日以内に」って無理。

そこに現れる歌。ラストチャンスとばかりにギターを弾く潤。いつもと違ってバラード系。

公園に流れる潤の曲。1台の車が急停車。降りてきたのは…柊恵一。

「3弦が半音下がってる」調律して、軽く(?)かき鳴らす柊。「なおった」音を確認するとさっさと退場。

それをみてショックを受ける潤「左利きのギターなのに、オレよりうまい…」。

「あいつはオレの好きなものをどんどん奪いとっていくんだ!」くっ、わかる、わかるよ潤君。

柊は特別としても、器用な兄弟のほうが上手かったりするのよね。じゃあ、「同じものを好きにならなければいいじゃない」と思う人もいるかもしれない。

でも兄弟は同じものを好きになることが多いのよね。同じ環境で、同じ親の価値観で育つから。理屈じゃないのよ、「好きなもの」は。

幼少時にバイオリンで柊に負けて挫折した潤は、それでも音楽をあきらめきれずにギターに走ったと見た。柊は「ギターはあんまり好きじゃない」って言ってたものね。ガンバレ潤!

たぶん柊は今回のことも悪気はないんだろうなー。「他人に聴かせるなら、音くらいきちんとしろよ」くらいの気持ちでしょう。「ネクタイ曲がってるぞ」くらいの気持ち。仲が悪くても一応兄だしね。

ところで「うさみみ仮面のあるばむ」というのが、発売されるそうですよ。やっぱり人気あるのねウサミミ仮面。

今日のマイメロママ語録
「女の子が気にしていることを言うような男は、ぶってもいいのよ」

白菜切りながらいうセリフじゃないよ、ママ。

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