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世界で一番美しいオレ(マイメロくるくるシャッフル9話)

修学旅行編。今回は京都「おねがいマイメロディくるくるシャッフル」。

「小暮が好き女の子は「歌」」とクラスメイトから聞いた潤。

柊(兄)のことで小暮と潤は意気投合。小暮に修学旅行の「いい思い出」を作ってあげようとする潤。歌に「悲しい思い出を残したくない」小暮。ダークパワーの件以降登校せず京都にコンサートに来ている柊(恵一)のことが気になる歌。

いいじゃないですか、今回。

では、9話「スキって言えたらよろしおすナ!」感想。

小暮と潤のモノマネ柊が…。

潤「くだらん(効果:キラキラ~)」
小暮「世界で一番美しいオレ(効果:キラキラ~)」

この二人の柊像ってどこかゆがんでるよ。潤は弟のくせに、案外兄の実像を的確につかめてないところがなんとも。そんなだから二人ともダメなのよ…。「顔だけ」じゃなく「才能」に触れていないのはくやしいから?

その頃の柊。

柊「また世界を滅ぼしてみたくなった(効果:キラキラ~)」
セバスチャン「ぼ、坊ちゃま~」
柊「冗談だ」
セバスチャン「ほーっ(安堵)」
柊「とも言い切れない」

同じキラキラ~でもセリフに格の違いが…。

今日のマイメロママ語録。

(ケーキのデコレーションをしながら)「女ってね、ダメな男ほどほおっておけないものなのよ」。

この言葉をマイメロパパが聞いてる前でいうママは相当悪女(ワル)だよ。

クロミノート:NO.752
遠足の昼食後、バス移動直前。マイメロの姿がないのに気づき、心配して探すクロミ。しかし、マイメロは一足先に遠足バスの中。クロミを置いて出てしまうバス。

クロミ、よく気がつくやさしい子なんだよねー、基本的に。友情に篤いタイプだし。かわいそうに、マイメロと付き合ってからどんどんゆがんで…。

くるくるシャッフルは当然みんなの(?)「ウサミミ仮面」。

ウサミミ仮面はおぼれるマイメロをスルーして歌を助けに。マイメロ助けても悪夢魔法を解除できない(=ウサミミ仮面としての任務は終了できない)ことがわかってるので、効率一辺倒。

ヒツジ仮面に助けられたマイメロ。駄目押しの「ウサミミ仮面さん、おねがい」で思わず青ざめるウサミミ仮面。

助けてもらった歌の「あなたは誰なの?」に「さらばだっ」と答えてしまうウサミミ仮面。嫌がっていても着実に「ウサミミ仮面」が板についてきているのか?柊。

「今日はしらけたからやりたくない」とコンサートを中止する柊。そりゃあ、出番前にウサミミ仮面じゃね。芸術家はナイーブなものだけど、やっぱり柊も人の子。

コンサート会場前に柊を呼び出した歌。あいかわらず柊は木で鼻をくくったようなしゃべり方。中止になったと聞いて「先輩のバイオリンが聞きたかった」という歌の言葉には、かすかに笑みを浮かべる柊。

この男、やっぱりバイオリン大好きなのか。それとも「先輩の」に反応したのか。

歌のおみやげが柊の心象風景で光を放ってたのは、歌の「(先輩の心に届いたらいいなという)気持ち」で柊に届いたわけではない、かな。あのときの柊の表情は出なかったから、たぶんね。

最後にきっぱり潤に対して「歌がスキなこと」を否定してしまった小暮。潤は帰国子女のためか「言葉」をそのまま受け取る素直なタイプ。このあと話がややこしくなってくる予感。

来週は時事ネタ(?)サッカー。


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マイメロの日の方がよかった(くるくるシャッフル7話)

外国でデザイナーとして働いている柊と潤のママ帰国。波乱の予感。おねがいマイメロディくるくるシャッフル第7話。

今日の話はちょっとゴタゴタしてるかんじがしたけど、締めはきっちりしてました。

おこづかいはカーネーション1本分しか買えない。「亡くなった母に白いカーネーションを買う」「今の母に赤いカーネーションを買う」究極の二択に迷う女の子に悪夢魔法をかけて「母の日」を「クロミの日」に変えてしまうクロミ。

「マイメロの日のほうがよかった」というマイメロは黒いなー。

では「クロミの日になったらイイナ!」の感想です。

「恵くーん」て。キター!!柊ママ。こういう人は呼ぶなといっても息子が大人になっても「恵くん」呼びだ。

柊のためにデザインした服は首周りのひらひらがピエロ服のよう。

柊「小さすぎます」
柊ママ「そんなこと言わないで着て着て!すごく似合うと思うの」
柊「お母さんと会ってない間に身長が5cmは伸びたんです」

はっきり着たくない、いらないと言わないところがさすが完璧男、柊。兄弟の場合、たしかに上の子の方がこういうのがうまいような気がする。

潤へのおみやげも白いひらひらフリルシャツ。どっちかというと柊に合いそうな……。いや単にひらひら好きかも。

つい「いらない」といってしまう潤。

潤の過去回想。柊ママのためにバイオリンを弾く柊(恵一)と潤。

「さすが恵くん!ママの自慢の息子ね」
「いいのよ、恵くんがあなたの年の時のようにうまく弾けなくったって。だって、あなたは恵くんとは違うんですもの」「恵くんの半分でも才能があったら」

ママの言葉に傷つきバイオリンを床にたたきつけ、やめることを宣言する潤。

柊ママの言葉には悪気はないんですよ。兄、恵一の上手なバイオリンもうれしいし、弟、潤のバイオリンは下手だけど上手下手は抜きでうれしい。親心はそんなもの。

でも子供心はそうじゃないのよ。「恵くんとは違う」「うまく弾けない」「それでもいい」兄のことで喜ぶ母の笑顔とは微妙に違う笑顔。オマケで喜んでくれてるようなもの。もっと(兄のときみたいに)手放しで喜んで欲しい。喜ばれたい。

思い出して涙ぐむ潤。それに共感するクロミもクロミママに言われた言葉を思い出す。

クロミママ「クロミちゃんも昔は、マイメロちゃんのように素直でやさしかったのにどうしてこんなになっちゃったの?」

マイメロ嫌いのクロミには一番言ってはいけない言葉。1期は終盤しかみてなかったのでよく知らないのですが、クロミの回想にしょっちゅうマイメロが出てくるということは、マイメロとクロミは仲がよかった時期もあった様子。

それで「マイメロちゃんのように」なんだろうけど、子供の交友関係は変わっていくものなので友達についての発言は慎重に。

そしてバクはやっぱり親孝行。今回悪夢魔法で一番ひどいめにあってます。

クロミの悪夢魔法にかからなかったことから、王様の言葉を思い出す柊。

王様「そんないやそうな顔をするのではない。ひとつだけいいこともあるんだぞ」
柊「いいこと?」
王様「うさみみの刑を受けている間はいかなる魔法にもかからないのじゃ」
柊「あっそ」

そんなにうれしくない特典だ。あらためて早く夢をみつけてうさみみの刑をとくことを考える柊。

今回の悪夢魔法はクロミの手に余るというか、収拾がつかなくなってマイメロに解決をたのむ結果に。

くるくるシャッフルはバカンス中のサンタさん召喚。サンタさんが事態解決のために呼び出したのはみんなのママだった……。

「マイメロ、私たちが来たからにはもう大丈夫ですよ」
「みなさま、本当にご迷惑をかけて申し訳ありません。でも、クロミちゃんには手をださないで!」
「かわいい子供達には指一本触れさせないっぺー!!」
「私にとって潤くんはかけがえのない大事な息子なのよ」
「この子達は私たちが守ります」

母の愛で悪夢魔法はとけるのでした。……いい話だ。クロミ母は謝罪慣れしてるなー。それもまた母の愛。

母にカーネーションを渡そうとする潤。しかしタッチの差でトラック一杯のカーネーションが柊から母に贈られてしまう。今さら1本だけのカーネーションなんて……潤の投げ捨てたカーネーションは母の手に渡るも潤はそれを知らずに部屋でテーブル返し。

うーん、うまい締めですよ。やっぱり潤は素直になれないだけで、柊自身のことは嫌いじゃないんですよねー。周囲との人間関係でいつも柊においしいとこをもってかれるのが嫌なだけ。

今期は柊と潤の関係中心で進んでいくんでしょうけど、なかなかよいかんじです。

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感想:アニメーション監督原恵一

読みました「アニメーション監督 原恵一」。原監督といえば、映画クレヨンしんちゃんの「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「アッパレ!戦国大合戦」の監督として有名な方。そうそう「エスパー魔美」でも名前を聞いてました。

内容は原監督に関するエッセイ、スタッフインタビュー、そして絵コンテ、アイディアラフなんかが掲載されてます。

絵コンテは「オトナ帝国」「戦国大合戦」だけじゃなく、他のクレヨンしんちゃん映画の原氏絵コンテや「エスパー魔美 星空のダンシングドール」絵コンテも。

本自体は文章中心なので、絵コンテとアイディアラフだけを目的に買うのはつらいかんじ。

原監督の仕事歴についてもっと知りたい、作品論とか裏話大好きな人にはいいと思いますよ。

アイディアラフはあくまでラフなので、クリーンナップされた設定資料が見たい人は「クレヨンしんちゃん映画大全」の方がいいです。

「クレヨンしんちゃん映画大全」は原監督の話だけではありませんが、映画の「クレヨンしんちゃん」好きならオススメ。

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…悪寒が(おねがいマイメロディくるくるシャッフル第6話感想)

今回は美紀とピアノちゃんの友情とウサミミ仮面に変身したくない柊が国外逃亡する話。

外国で朝を迎える柊。久しぶりに安らいだ気分を満喫。ウサミミ召喚魔法から逃れたと安心してくつろぐのでした。

一方、美紀とポエム勝負に来たピアノちゃん。ってこれまたすごい始まり方。そんな関係だったの、このふたり?

美紀は学園祭の劇の台本書きにいそがしい様子。手伝うピアノちゃん。

それでは、おねがいマイメロディくるくるシャッフル第6話「拍手をもらえたらイイナ!」感想。

そして、「最高にときめきどきどきいやんいやんな本」が出来上がったのでした。もちろん演出担当は美紀とピアノちゃん。主役は歌と小暮。

演技指導は「充血ばっちしトキメキまなこなかんじで」だったりします。

しかし、ここで美紀とピアノちゃんが演技指導について意見対立発生。ピアノちゃんの「うぱー、ぷきゅるー」という心ない(?)発言に傷つく美紀。コンビ解消へと発展してしまう。

マイメロがお芝居に参加するのを見て、クロミの回想。クロミノートNO.1124。

お城で開かれるお楽しみ会でクロミが乙姫様をやったとき、マイメロはイクラ役。しかし、観客にはマイメロの方がうけがよく、浦島太郎役のクマにもどうしてマイメロが乙姫じゃないのかと言われる始末。

マイメロは天然だから、人の気持ちに無頓着なとこあるんですよねー。クロミは結構人情屋でやさしいところがあるのは、いろいろ悲しい経験をしてきたからなのね。

いよいよ学園祭当日。舞台開始前に緊張して幕を開けることができない美紀。落として開いた台本にはいたるところにピアノちゃんのアドバイスと励ましの書きこみが。前日にピアノちゃんがこっそり書き込んでいたのでした。

いい話だー。ヌイグルミと人間の間でナチュラルに友情を結んでいるのね、この二人。

そして、劇は幕をあける……。

クロミの妨害を阻止しながらなんとか劇を続けるものの、最後の最後で潤が王子役でなかったことをくやしがるセバスタンの夢の扉が開かれてしまう。

マイメロ「今日のおたすけさんはだーれかーしらー」
柊「(ピキューン)…悪寒が」

くるくるシャッフルは当然ウサミミ仮面登場。召喚されたウサミミ仮面はやっぱりやる気はないものの早く終わらせてしまいたい気持ちいっぱい。早い、早いよー。

結果、ウサミミ仮面が歌をお姫様抱っこして終劇。騒ぎの中で友情を再確認するピアノちゃんと美紀。

海外に逃れても、魔法からは逃れられないことを思い知った柊はなんとかするべく動きだすのでした。

次回は母の日。柊兄弟の母登場。面白そうです。

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ル、ルミですけど(おねがいマイメロディくるくるシャッフル5話感想)

クロミの仲間、クロミーズ5のニャンミ、ワンミ、コンミ、チューミは、クロミのメロディバイオリン盗難を助けて以降、お城を脱出したものの現在行方不明中。

心配しているクロミはマリーランドのインターネットニュースをチェック。マリーランドニュースではクロミーズ5の生存は絶望視していると報道。

クロミがマリーランドへ彼女らを探しに行くお話。

おねがいマイメロディくるくるシャッフル第5話「仲間が見つかったらイイナ!」の感想です。

ニュースを聞いたマイメロ、フラット、歌、潤もマリーランドへ。王様に謁見。

「なかなかカッコいい子」と王妃様にほめられた潤は上機嫌。

「さっすが、王妃様見る目があるぜ。名前なんていうの?」
「ル、ルミですけど」

ちょっと頬を染めたりして、かわいいルミちゃん。ミセスでも女心だなー。

その頃クロミは両親に自首を勧められる。涙をこぼす母、厳格な父親の言葉に傷つき家を飛び出すクロミ。すれちがう親子の心。って人情話をマイメロで見るとは。

マイメロ祖父母から「クロミーズ5は黒い森にいるのではないか」という話を聞いたクロミ。バクとともに黒い森に向かう。

眠っている仲間を見つけるものの、ダークパワーの子分、コーちゃんに眠らされてしまうバクとクロミ。追いかけてきた潤、歌、マイメロ。同じくコーちゃんに眠らされる潤。

バクの「勝ち組」の夢がわかりやすくていいなー。

バスローブ、ワイングラスに赤ワイン。天井にはシャンデリア、応接セット。洋物らしき甲冑が飾ってあり、ローテーブルの上に金塊が積んである……。

クロミの夢はマイメロをタンスに閉じ込めてカギかけて。バラを持ったキラキラ柊(白タキシード着用)からプロポーズ。やっぱり乙女のドリームはそこに行き着くのか。

潤の夢は、朝食での卓袱台(テーブル)返し。柊をこき使ったり、なぐりとばしたり。……やりたかったのか、テーブル返し。なんのかんの言っても、柊に認めてもらいたいだけのような気がするなー潤は。

しかし、歌に揺すぶられたことによって、夢は悪夢に変わるのでした。

いきなりウサミミ仮面に変身した柊にこてんぱんにやられる潤。これはウサミミ仮面の正体に気づいているという感じではなかったので、単なる悪夢イメージなんでしょうね。

今回のくるくるシャッフルは「クロミーズ5」。

くるくるシャッフルはマリーランドの住人なら誰でも召喚しちゃうのか?名もない住人(?)もそのうち呼び出されたりするのかなー?クロミ両親の召喚はいつかありそう。

クロミーズ5のカードをクロミに渡す代わりに、反省室に戻るようにいうマイメロ。しかし逃げるクロミ。

クロミの「またあおうぜ、あばよ!」で柳沢慎吾を思い出してしまったよ。


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