ドキドキ化猫
ミステリというかサスペンスというかそんな印象。「怪~AYAKASHI~」化猫第2話みました。
舞台はある武家屋敷。婚礼の最中に怪死を遂げた花嫁。「花嫁の死はモノノケの仕業」だという薬売り(声:櫻井孝宏)の登場。次々起こる怪事件。難を逃れるため、屋敷の者たちは薬売りが結界をはった部屋に集まる。
第1話はこんなかんじらしいです。
で、第2話。
薬売りがもつ退魔の剣は斬るモノの「形、真、理」がわからないと抜けないとのこと。今のところわかっているのは形=化猫ということだけ。
「真(事の有様=何があったのか)」「理(心の有様=何を思っているのか)」が揃わない。
「真」を話すように一同を促す薬売り。
次々と語られる「猫」に関する屋敷内でのエピソード。たあいのない話から残酷な話まで。しかしその中に「真」はない様子。
ついに結界をやぶって襲いくる化け猫。増える犠牲者。奥へ奥へ……なんとか隠し部屋へ落ちのびる人々。
そのときようやく「真」を知る者が重い口を開いた……。
大筋はこんなところかな。
この作品テクスチャ多めにつかってますが、見づらくはないです。女性好みの淡い色彩。見易さも考慮してるのでしょう。さすがはノイタミナ枠。
絵柄は浮世絵を現代風にアレンジしたようなかんじ。いいですねー。話のドッキリ感も面白いしテンポもよし。
気になったのが薬売りの顔の隈取。歌舞伎の隈取みたいな感じなんですが、最初見たときはてっきり「赤隈(正義のヒーロー)」だと思いこんでました。
でももうちょっと鈍い色のような……。もしかして茶色?だとすると意味が変わってくるなー。
ところでご隠居の声が大塚周夫氏。子供の頃からさんざんこの人の悪役作品を見てきたせいか「犯人はお前だなー!!」といいたい気持ちがひしひしと。
まあ、どちらにせよ来週で決着がつきます(全3話)。見逃さないようにしないと。
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