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ノエイン第18話「ワルイユメ」感想

結局ラクリマから離脱したコサギ。クイナは単に不器用なだけで、ホントにコサギのことが好きだったみたいですね。てっきりコサギの気持ちを酌んでやれない自己中だと思ってました、ゴメンねクイナ。

しかし7つも年上なら、もうちょっと余裕を持った行動ができないものか。自分のことだけでいっぱいいっぱいな時に恋愛まで手が回るのか、クイナ。いや、回らないからコサギに逃げられたのか。

クイナが時空に嫌われている理由とかは、あんまり話の根幹にはかかわりなさそうなので、たぶん明らかにされないままなんでしょうね。いろんな意味で不憫なキャラクターだ、クイナ。声は渋くてかっこいいのに。がんばれ、クイナ。

コサギも別の意味で報われなさそうですが、この先どうなるのか。

シャングリラの遊撃艇はとうとう函館に登場。

しかし、結局ハルカが一人で撃退。強いぞハルカ!ハルカ最強。もう、ユウもカラスもハルカが守っちゃえ!

カラスとの戦いで今回もあちこちなくなってしまった、クイナ。はたして最終回まで体はもつのか?なんだかなくなってはいけないところまでなくなっているような気がするけど、大丈夫なのか?

次回「オモイデ」。シアワセナトキヲ、ワスレナイデイラレマスカ?

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ノエイン第17話「マヨイ」

ユウがビデオカメラを使うようになりました。いきなり結婚式のカメラマンって無理がないですか?責任重大じゃない?

このビデオカメラって後々絡んできそうですよね。ラクリマ組を撮ったら写ってなかったとか……。逆に、全て解決した後、映像だけ残ったとか……。

今回の見どころはクイナのセクハラとコサギVSカラスかなー。

クイナのコサギへの告白は唐突だったけど、以前のコサギの命令違反でもお仕置部屋に直行させなかったのは、好きだったから?

ただ女性の視点で言わせてもらえば、どうもクイナの「好き」には打算があるようにみえましたよ。

コサギが好き、幸せにしたいという気持ちより、クイナ自身がラクリマを脱出後一人だと寂しいから自分のためにコサギを連れて行きたいみたいな。どこか本心を隠しているような。

コサギはクイナのことは上司として尊敬してたんだろうけど、龍騎兵の脱落者急増中のこんな告白ではひっかかるものがあったのかなあと。

カラスとの決着を優先させたのは、コサギなりの龍騎兵としてのけじめとカラスに対する想いに決着をつける気持ちでしょう。

クイナからもらった口紅をつけたのは、感謝の気持ち(愛情じゃなく)とカラスとの対決に了承を得やすくする手段としての半々の気持ちでは?

コサギとカラスの戦闘はよく動いていて面白かったです。戦闘の見せ方が単調じゃなくていいですね、ノエインは。

次回「ワルイユメ」。アナタガイルセカイハ、ゲンジツデスカ?

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蟲師第16話「暁の蛇」感想

夜中にブログやサイトの更新をしてるといつの間にか蟲師の時間。冷え込んできたなーと思ったらそんな時間。

今回の蟲師の季節はもう春。のんびりしたいい景色。

物忘れのひどいうっかり母さん登場。認知症かとドキドキ。最近物忘れが激しくなって、人の名前なんかがすぐ出てこない私にはひやひやする話。

もともと人の名前と顔を一致させるのが不得意な私。うっかり母さんが親戚が集まってる場所で、こっそり物陰から息子のカジに「あの人は?」と聞いてる気持ちがよくわかる……。

そうなのよ。めったに顔をあわせない親類の顔と名前はなかなか覚えられないのよー。名前はなんとか覚えられても顔が……。当たり前だけど、親戚は似た顔多すぎ!

今回ギンコは何にもしてません(治療法がないから)。カジの話を聞いてるだけ。

結局治らないわけですが、忘れてしまった過去を少しでも取り戻すことに努力するのではなく、明日に目を向けて生きていくラスト。

これも一つの選択肢ではあるかな……。実際のところ、忘れてしまったことはどうしようもないというか…うん、どうしようもない。

とりあえず、毎日を普通に生活できれば問題は少ないわけだし。直前の行動がわからなくなったりしなければ、一応生活はできるから。そうやって暮らしていくしかないってことですね。

妙に現実的な解決策でした。

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蟲師第15話「春と嘯く」感想

蟲師第15話「春と嘯く」。またギンコが余計なことを?と思ったら今回はまあ、仕方がないか。

冬に見せかけの春を演出して動物をおびきよせる蟲って、これまた手が込んでますね。蟲がつくった春の光景が美しい!

私は町育ちだからああいうかんじの春の訪れはTVでしか見たことがないんですけど、町の人間が想像する山の「春」っていうイメージをうまく絵にしているかんじでした。

蟲とミハルは今までうまくやってきたけど、それは蟲とミハルが親しい関係にあるという意味ではない、ということ。それを理解しておかなければ、今回と同じように命にかかわる危険があるということ。

ということをようやく蟲好き少年ミハルは学んだという話でした。ただ「蟲が好き」だけではいかん、ちゃんと蟲の性質を学んでうまくつきあっていけ、ということですね。

今回のギンコの活躍は、

・家計が楽じゃないミハルの家で、長いことただ飯をごちそうになった(蟲について個人授業はした)
・ミハル昏睡の原因を作ったまま立ち去った(悪気なし)
・一年後再訪。責任を感じて(?)調査したものの自分も行き倒れた
・倒れる前になんとか治療方法をGETしていたので、ミハルともども助かった

こんなところ。

迷惑なんだか、ありがたいんだかよくわからないんですが、まあいいか。

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蟲師第14話「籠のなか」感想

蟲師第14話「籠のなか」。竹やぶから出られなくなってそこに住み着いた男の話。

男(キスケ)が竹やぶから出られなくなったのは子供の頃。竹やぶの中の一軒屋に住む少女(セツ)と遊んだ日の事。一緒に遊んでいた他の友達はキスケが一緒にいなければそのやぶから出ることができた。

キスケはしかたなくセツと共に暮らすようになり、そのまま大人になって結婚。今では子供もできてそれなりに幸せな家庭。

今回はギンコが悪いよー。余計な探究心(単なる好奇心ともいう)で、他人の家庭の平和を乱してます。

村で噂話聞きこんで、頼まれたわけでもないのに、わざわざ竹やぶまで男に確かめに来たり。毎度のコトながら余計なおせっかい。

セツが竹を切れたのは竹が切るのを許したわけじゃなく、「切れるはずのない」竹を、それでも切ったというのが胸に響きましたよ。

なお、キスケの妹の態度は当然。自分ひとりのことなら兄を迎えもする。けれど、自分にも夫と子供がいる。「兄」は大切じゃないはずがない。けれども守らなければならない家族がいる。家族に対しては責任がある。

あの村でこれからも暮らしていくには、ああするしかなかっただろうなあと。

結果、キスケは全てを失ってしまう。……迷惑だよ、ギンコ。

最後のシーン、キスケこれから一人で二人の赤ん坊の面倒見るの……?夜泣きとか家事とか。考えただけでも憂鬱になりそう……。

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おねがいマイメロディ満喫

ストーリー展開が読めないアニメとして定評がある(らしい)「おねがいマイメロディ」。人間キャラクターがいかにも少女漫画っぽい絵なのでスルーしてたんですが、今日たまたま見る機会がありました。

日曜日の朝はこれくらいのんびりしたアニメがいいかもしれませんね。話も明るくていいかんじ。

オープニング、いいですね。サビの「とーどーけーマーイメロディー」が頭の中でループしてます。

お話としては、正義の味方(?)マイメロディとダークパワーで悪いことをしているクロミ&バクのたたかい……なの?

どうもマイメロディは王様に魔法をかけて戦わせたり、王様は世界の危機をよそにゴルフしてたりと、あんまりいい子らしくないというか、なんというか……なんだこれ?サンリオ的に大丈夫なの?

私が子供の頃に抱いていたマイメロディのイメージとすごくかけ離れたアニメだけど、面白いです。

テンポはいいし、ギャグ話で面白いんですが、うまく説明しにくい面白さですね。

ウワサのポエム少女の謎ポエムもあったし、マイメロママの今日の一言(?)も聞けました。

ちなみにマイメロママの今日の言葉は「男と女のことに他人がどうこう言ってもね」でした。

セリフが子供向けじゃないよーマイメロママ!!

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ノエイン第16話「クリカエシ」感想

ノエインさんから自力で逃げだしたハルカ。でも逃げだした先は、元の世界ではなく少し前の過去。

でも、その過去はハルカが経験した過去とは少しずつ違う世界でした。カラスは現れず、ハルカはユウと家出する……。

少しずつずれた様な過去世界をいくつもいくつも通り過ぎながら、元の世界、今まで生きてきた世界を探して時空をさまようハルカ。

少し違うセリフ、少し違う行動。アニメだし子供の記憶力だから「この世界ちょっと違う!」ってわかるのかもしれませんが、年とると記憶力が鈍ってきて、ちょっとくらい違っていても「こうだったっけ?」と勘違いしそうです。間違い探しのようだ…。

一応使いまわしの総集編回のはずですが、ちゃんと話とリンクさせて同じ映像をうまく使いまわしています。アイディア勝ち?

ハルカを追いかけて登場するノエインさんのなれなれしいセリフがなんともいえませんね。

ハルカはこの回でようやくユウが以前から自分を守ろうとしていたことを認識。守ってくれていたのはカラスだけじゃなかった……。ここらへんの描写はいいかんじでした。

最初は単なる総集編かと思ったんですけど、ちゃんと話は進んでましたね。

次回「マヨイ」。ジブンノコト、ミツメラレマスカ?

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ノエイン第15話「シャングリラ」感想

いかん、どんどん感想を書くのが遅くなってきた「ノエイン」。毎週見てるんですけどねー。

15話「シャングリラ」はハルカとハルカ父のデートで始まり。久しぶりに会う娘の成長していく姿に嬉しさを隠せない父。けれどもハルカの幼い頃の思い出を語る姿に、家庭を壊してしまった後ろめたさを感じる……。

いいですね。父のキャラ。思っていたよりもいいかんじ。父は幼いハルカの「幽霊を見た」という言葉の意味がわかっている様子。

篠原もハルカ父の家庭環境について全て知っていて、函館をマジックサークル計画の実験地に選んだわけですねー。黒いな。

おそらくハルカ父は実験に協力させられるのでしょう。失敗すると危険な実験をそのまま進めさせるより、手を貸して成功させる道を選ぶと思われます。

アトリは全然回復しないんですが、このままミホに世話されるままなのか?ミホもなんだか動物を世話するみたいにアトリの世話をしてますが。

カラス・トビ組と郡山・内田組の接触。ようやく協力体制をとっていく様子。「因果律の審判」ってなんだそりゃ、と思ったら「因果律の侵犯」でしたか。ああ、なるほど。って大変ですね。

未来が過去に影響を及ぼすってよくわからないような。未来の方が先に決まってしまって、それに向かって過去の出来事が進んでいくってことですか?

過去は変えられないんじゃなかったっけ。ノエインさん曰く。

しかし今回はノエインさん、ずいぶん活動的。シャングリラの人(?)だけに任せずに、自らハルカを攫いにくるとは。カラス惨敗。どーなるこれから。

次回「クリカエシ」。マタ、アナタニアエマスカ?

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