蟲師第14話「籠のなか」感想
蟲師第14話「籠のなか」。竹やぶから出られなくなってそこに住み着いた男の話。
男(キスケ)が竹やぶから出られなくなったのは子供の頃。竹やぶの中の一軒屋に住む少女(セツ)と遊んだ日の事。一緒に遊んでいた他の友達はキスケが一緒にいなければそのやぶから出ることができた。
キスケはしかたなくセツと共に暮らすようになり、そのまま大人になって結婚。今では子供もできてそれなりに幸せな家庭。
今回はギンコが悪いよー。余計な探究心(単なる好奇心ともいう)で、他人の家庭の平和を乱してます。
村で噂話聞きこんで、頼まれたわけでもないのに、わざわざ竹やぶまで男に確かめに来たり。毎度のコトながら余計なおせっかい。
セツが竹を切れたのは竹が切るのを許したわけじゃなく、「切れるはずのない」竹を、それでも切ったというのが胸に響きましたよ。
なお、キスケの妹の態度は当然。自分ひとりのことなら兄を迎えもする。けれど、自分にも夫と子供がいる。「兄」は大切じゃないはずがない。けれども守らなければならない家族がいる。家族に対しては責任がある。
あの村でこれからも暮らしていくには、ああするしかなかっただろうなあと。
結果、キスケは全てを失ってしまう。……迷惑だよ、ギンコ。
最後のシーン、キスケこれから一人で二人の赤ん坊の面倒見るの……?夜泣きとか家事とか。考えただけでも憂鬱になりそう……。
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