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ノエイン第10話「アラシノヨル」感想

カラスが荷物部屋に住みついていることがあっさり友達にバレたハルカ。カラスの「話したのか?」と台詞が「バラしたのか?」に聞こえてなんともかんとも。友達それぞれの反応は、各々のキャラクターがわかりやすくていいかんじです。

今回初めて「絶対臨界阻止委員会」の一端が垣間見えました。定例会議にその服装での出席はありえない内田女史。いくら夏でもあの服の上に何かはおっていくでしょう。他のメンバーの服装と比べても浮きまくってます。油断しすぎ。

「絶対臨界阻止委員会」の目的がまだ今ひとつはっきりしません。これから行われる「実験」によって起こるかもしれない「事故」を阻止するのが目的?

アトリVSカラスの戦闘に入りこめないトビ。トビは完全にサポートタイプみたいですね。アトリについてきたときは「ココで死んでもいい」みたいなこと言ってましたが、本音は「アトリを野放しにしていると他の時空に迷惑かけそうだから……」じゃないかと勘ぐってます。

自称「くたびれたオヤジ」のフクロウはなかなかおいしい役どころ。ユウとイサミの友情はどうなるのか?次回予告のイサミの台詞「離れたって友達だよな。おれたち。」がちょっと悲しい。

次回「スレチガイ」。アタシニデキルコト、アリマスカ?

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「ファイナルファンタジーIX設定画集」感想

「ファイナルファンタジーIX設定画集」本棚にあったのでちょっと感想。年末なので大掃除前の小掃除くらいの気持ちで本棚を整理していたら出てきました。「Vジャンプ緊急増刊2000」とあるのでその頃買った物でしょう。雑誌です。

■メインキャラクター設定
3D絵と2D線画が掲載されてます。キャラクターによって絵の量は異なりますが、ジタンは2D線画の表情集があり。エーコは表情集に加えて服装も線画あり。キャラクター対比図ものってます。

■NPCキャラクター設定
動物も含めて30ページくらい原画が載ってます。カラーとモノクロ。説明書きもついているのでわかりやすいです。

■美術(背景)
線画やカラー画がところせましと詰め込まれていてかなりの量です。

■飛空挺、モンスター、武器
ヒルダガルデの初期稿などもあり。線画も3D画もあり。いただきキャットの説明書きがかわいいです。

設定画のページだけで100ページくらいあります。他にも天野喜孝×坂口博信対談なんかもあるのですが、そういうのはまあ他でも見れそうなので……。「Vジャンプ緊急増刊」のこのシリーズは比較的設定資料を載せてる印象はあったのですが、このときは特別多いようにかんじました。

ボリュームの割に買いやすい値段でよかったのですが、いかんせん雑誌。紙がよくないのでちょっとへたり気味です。もうちょっといい紙でまとめた本が欲しいなーと思ってます。「ファイナルファンタジーIX」は関連本が少ないのかな。こういう感じの絵は好きなんですが。

「FINAL FANTASY IXアルティマニア」には設定原画(でいいのかな?)みたいなものは載ってません。天野喜孝氏のイラストは載ってるんですが……。

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ノエイン第9話「トキヲコエテ」感想

しまった。ユウ母の身の上話(回想)に「私もそうだったわぁ」と身につまされているうちに一週間たってしまいました。結局ユウ母の事情はこんな感じ?

・交通事故で死んだエミ姉さん(ユウ伯母)は頭がよくて明るくて友達が多くて優しい姉だった
・2年前に死んだ母(ユウ祖母)はユウ母よりエミ姉さんを愛していた(と思えた)
・母親(ユウ祖母)の遺影に手を合わせているときに、姉の葬儀の時の気持ちがよみがえってきた
・ユウ母はエミ姉さんが大好きだった
・ああ見えてユウ母はユウのことが大好き(大切に思っている)
(ここからやや飛躍?)
・同じように「大好き」という気持ちからユウとエミ姉さんを重ねて見るようになる
・エミ姉さんは東京の学校にいくはずだった
・結論「ユウも東京の学校へ!」

ユウとエミ姉さんを重ねるのはちょっと強引な感じもしたのですが、過去回想のシーンは丁寧でよかったです。回想シーンの「明日はあの子の好きなハンバーグを作って待ってます」「違うわよ母さん。ハンバーグが好きだったのはエミ姉さん。私は母さんの手料理はみんな好きだったわ」でホロリとしました。細かいエピソードがうまいです。

カラスを見つけたユウ母が仁王立ちで「お母さんの言うとおり勉強しないとこんな大人になるのよ!」と言い放つ展開になったらどうしようかと思ってたので、ほっとしました。

一方カラスとユウですが、カラスはユウに前回ハルカに言わなかったことをあっさりばらした後、お説教。ユウの結論「そんなやつ、ボクの未来じゃない。ボクのこと何もわかってないじゃないか!」というのは案外正論。

カラスも子供相手に「そのいじけた根性はなんだ!」って……。ハルカの時とえらく態度違いすぎ。

ところで、くるくるハルカ3Dハウスとか、召喚されていつもより気前よくまいている龍のトルクとか、3Dの使い方がうまいです。始まった頃は「なんで家3D?」と思ってましたが、こんな風につかう予定だったのですね。

次回「アラシノヨル」。イツカ、オシエテクレマスカ?

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飯塚武史サモンナイト画集感想

「COADVENTURE飯塚武史サモンナイト画集」買いました。思ったより厚みがあります。内容も期待以上でした。今日は寒かったけれど買いに行ってよかった……。ということでちょっと紹介。

■表紙
表紙絵は描き下ろし。Summon Night 1、2、3の主人公たち。

■内容
「収録イラスト170点」はゲームの設定画で水増しするのでは、と疑ってましたがそんなことはありませんでした。むしろゲームの設定画やED絵はありません。掲載されているのはCDパッケージ、小説の挿絵、アンソロジー等の表紙、販促物イラスト、トレーディングカードのタロット、シーズンカード、「げーむじん」「PALETTA」の飯塚氏コラムページの絵など。「サモンナイトコレクション」(出版社:ソフトバンククリエイティブ)とは少し重複している絵があります。サモンナイト関連商品で、「飯塚氏の絵だけは欲しかったけれど……。」という人にはいいです。逆に「(関連商品は)全部買ってます。」という人には目新しいものは少ないと思います。
巻末にまとめて各イラストに対する飯塚氏のコメント付。

■サプライズ企画
公式サイトで発表されているので伏せることもないかと思います。「「Summon Night4」制作決定」だそうです。画集には主人公2人のイラスト(カラーとモノクロ)が掲載されてます。

私は「サモンナイトコレクション」と「PALETTA」数冊しか持ってなかったのでようやく待ってた本が出たという感じです。「PALETTA」は知ってる限りで一番安い古本屋さんでも1冊300円前後するので、vol.10まで買うとなると……。トレーディングカードのタロットやシーズンカードもすごく欲しかったんですよね。コストパフォーマンスはいい本だと思います。
まるごと全部飯塚武史!!

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蟲師第8話「海境より」感想

今回の登場人物シロウ(声:藤田大助)はひなびた漁村で妻を待つ男。その浜には海からいろいろな品物が流れ着く。シロウも数年前、妻をともなって故郷に向かう舟が転覆し、この浜に流れ着いた男。

別の舟に乗っていた妻は行方しれずのまま……。生死が定かでない妻「みちひ(声:清水香里)」を思い切ることができず、ただ浜で待ち続けるシロウ。

実は、故郷へ向かう舟に乗る前に二人は口論しました。そのときシロウはみちひに冷たい言葉をあびせます。「陸についたら謝ろう」そう思っていた矢先の予期せぬ別れ。苦い後悔。

 

さらに数年後。シロウはそのまま漁村におちつき、大切に思える女性「ナミ(声:明坂聡美)」がそばにいました。その頃、浜では何かの前兆のような異変が続いていました。それぞれに不安を抱えるシロウ、ナミ。

 

村に現れるギンコ。数年前にシロウから身の上話を聞かされ、その答えをもってやってきたのでした。数年前の海でシロウの舟が転覆した原因と、今起こっている海の怪現象との関係について。なぜシロウが助かり、みちひが海に消えたのか。

 

そして、シロウとギンコは海に向かうのでした。沖に来ているものを確かめるために……。

 

今回は悲しいお話。みちひはシロウが働いていた店の主人の娘。シロウとみちひは婚約し、彼に跡を継がせるという話さえあったけれど、店の経営状態悪化のためリストラに。ひなびた土地の故郷に帰ることを決めたシロウ。そんな彼についてきたみちひ。

 

みちひはお店のお嬢様。長女ではないということで少々甘やかされてきた感じの娘。おそらく町育ちで田舎ははじめて。住み慣れた町や親から離れてひとり知らない土地、シロウの故郷へ向かうことへの不安。そのためについ愚痴が口をついて出て、シロウをなじってしまう……。

 

そんなみちひに本気半分、勢い半分である言葉を口にしてしまうシロウ。シロウも店をクビになっていること、これからの二人の生活のこと、いろいろ考えてしまうのでつい口がすべったという感じです。

 

おそらく、みちひはシロウから慰めの言葉が欲しかっただけなんだろうなーと。しかしシロウからは期待していたような優しい言葉はなく、

 

「お前も長女じゃないし、もともと打算もあったろ。戻りたかったら戻っていいんだ。お前に合う土地じゃない。」

 

みちひはそんな彼の言葉に傷つきます。おそらく、そこに本気が混じっているのを感じたから。嘘100%なら否定できますが、何%か本気が混じっている場合、どこまでが真実でどこまでが嘘か見分けがつきにくいもの。そしてその動揺こそが、シロウとみちひのその後を分けた……。

 

シロウはこれで気持ちの区切りはついたものの、心の中にかかえていくことになるんでしょうね。

 

ところで今回の絵コンテは平松禎史氏。公式サイトで見たとき夜中で疲れていたためか、「ガイナックス系の人」ということだけ覚えていて、次の日にはなぜか「今石洋之氏」絵コンテと勘違いしてました。「きっとギンコVS蟲の息もつかせぬバトルアクションがあるのだわ」なんて思ってました。バカですね……。

 

ちなみに今回の話は特装版だとDVD第2巻、通常版だとDVD第3巻に収録されています。

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「巌窟王」前田監督「週刊アニたま金曜日」ゲスト出演

「巌窟王」の前田真宏監督がラジオにゲスト出演するときいたので、チェックしてみました。12月10日から神戸ファッション美術館で「巌窟王アートショウ in 神戸」が開催されるので、その情報がくわしく聞けるかも、と期待してました。全体で20分程度。

漫画連載について
・当初他の人が連載する予定だった
・連載開始が遅れたこととTV終了したのでやることに

テクスチャ
・貴族的なゴージャス感が欲しかった、他

音楽
・パンクとアニメ、他

最終話衣装
・アナ・スイ
 ・アナスイ氏来日時、弟(妹?)がアニメ好きで制作現場の見学を希望した(「宿泊ホテルは近かった」「たまたまウチに決まった」)
 ・スタジオ見学に来た時にプロモーションを見せた人がいてその時に頼んでみた
 ・個人的にOKが出た

2つの賞の受賞について

オトナの名作劇場

苦労
・一番苦労したのはシナリオ
・原作の話の取捨選択に苦労

連載漫画
・TVはアルベール目線
・漫画の中心は伯爵(各話での目線は統一されていない)

巌窟王ED曲(番組内でもかかった)
・EDで踊っている人はスタッフ、全身タイツで踊ってもらってビデオ撮りした
・(1話でも?)スタッフの人を捕まえてブルーバックの前で躍らせた

神戸の巌窟王展について
・(監督推測)ファッション関係に重点
・テクスチャ、テキスタイルなどの展示が(東京の時より)増えている(のではないか?)

ファンからの質問・メッセージ

監督からのメッセージ
「DVD見てください」

こんなかんじでした。神戸のアートショウの話より、12月に発売されるコミック「巌窟王第1巻」「公式アンソロジー本」「DVD11巻」の販促がメインだったような……。まあ、アートショウに関しては監督の「推測」程度の話しかなかったので……。

正直言って、神戸ファッション美術館はどうしようかと思っているところです。あそこは六甲アイランド。アイランドセンター駅の階段を降りると、今の時期は風が強くて冷たくて……寒いんですよね!!そりゃあ駅からすぐですけどね。

こっちは「巌窟王」未放送地域。もうちょっと「是非見に行きたい!」と思わせてくれる情報があればなおよかったです。

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ノエイン第8話「カクシゴト」

ラクリマからハルカ帰還。ケーブルをはずして弱るカラスに駆けつけたユウが体当たり。止めるハルカ。「カラスが助けてくれた」といい彼に信頼のまなざしを向けるハルカを見つめるユウ。怖さも忘れてハルカを守るために体当たりしたのに、あんなに心配して探し回ったのに……。いたたまれなくなってその場を逃げるように走り去るユウ。

がっかりして家に戻ると部屋で待ち構えているユウ母。母親としては「行き先も告げずにでかけたこと」「連絡をいれずに遅くまで出歩いていたこと」くらいは叱るべきですが……。口論になりまたまた逃げだすユウ。

その頃ハルカは物置にカラスを連れ込んでました。親が知ったら悲しむよ、ハルカ。ユウは公園で野宿。早朝、公園に出没するアトリとトビ。やっぱり黒マントとピッタリ服のため人目を忍んでいるのか。

ゴミ箱の残飯をあさるトビ。「これなんかまだ食べれそう」なんていいつつアトリにすすめて自分は食べないのは献身?それとも食べたくないだけ?すすめられたアトリも「食えるかよ」とかいって食べません。だりぃだりぃといいつつそこまで堕ちてはいないのか……。「なんだよあいつら、弱ってんじゃん」とユウにもわかるほど弱っているのに。

ハルカがおとしていったリボンを渡すのを口実に、家を訪ねるユウ。デカ犬バロンとはしゃぐユウ。ユウを連れ戻しにやって来たユウ母。物置に隠れるユウはカラスと対面することになるのでした。

今回はいろいろと描写が丁寧でした。言葉ではなく、映像でちゃんと説明してます。

カラスがハルカに自分が15年後のユウかどうかはっきり答えなかったのは、オトナな対応でした。たとえバレバレでも本人の口から認められるのとそうでないのとでは全然違うもの。前回アマミクから「ハルカを助ければカラスは消えてしまうかも」といわれて、それでもいいと答えるカラス。自分の世界のハルカを守ることはできなかったけれど、「別次元のユウがその次元のハルカを守りきることができる」そういう次元が一つでもあるなら、自分の存在を譲ってもいいということでしょうか。

もしそうなった場合、ハルカのココロが少しでも痛まないようにという気持ちもあるのかも。

次回「トキヲコエテ」ムカシノコト、オボエテマスカ?

カラスのカラスによるカラスのための(ユウに対する)お説教があるのか?

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蟲師第7話「雨がくる 虹が立つ」感想

蟲師第7話「雨がくる 虹が立つ」。最初の方は見逃しで、旅人と木の下で雨宿りしているあたりから見始めました。おかげで虹郎の父がどういう状況なのかよくわからず。それでも父親が新しい名前をすすめてくれるあたりで、ほろりとしてしまいました。

5年間、父が見た虹を探し続けている男、虹郎。

子供につける名前というのは親の思いがいっぱい詰まっているもの。虹郎の父も自分が見た一番美しいものの名前を息子につける。でもその名前のせいで、息子がつらい思いをするなら……。新しい名前を考えたから、明日からこの名前を……。男泣きの虹郎。つらい境遇は決して名前や父親のせいだけではないことが充分にわかっているから。いたたまれなくなって逃げるように旅に出てしまう。

今回はハッピーエンド。またまたいい話です。虹郎は大きなかめに入れて虹を持ち帰ることはできなかったけれど、たしかに虹を持って故郷(だと思われる)に帰ることができた、そんな話です。

放送時間帯のせいか、ギンコが食べていた五平餅みたいな食べ物に目がいって……。あんまりおいしそうには見えなかったですが。

ギンコが素人相手に商売している場面がー。ほれ薬って……。あやしい薬屋さんです。

この第7話が収録されているDVDは通常版なら「蟲師 其ノ参」、初回限定特装版なら「蟲師 第ニ集」。通常版も特装版も第1巻は2話収録ですが、それ以降は通常版が3話収録、特装版が6話収録なのでわかりにくくなってます。

特装版特典の設定資料集(約16ページ予定)ですが、「キャラクター&美術設定資料、名場面絵コンテ、作品用語解説、メインスタッフ・キャストによるメッセージ等を収録予定」って詰め込みすぎなんでは!?「キャラクター&美術設定資料」に重点をおいてほしいけれど、無理かなあ。

ところで「Soul Taker」最終回。もう謎解きも終わってちょい見でいいか、と思っていたのですが……。「重いよ。どいてくれないか?」から後の怒涛の展開。ふたごの妹とも拳で語り合ってしまう男、伊達京介17才。妹の言っていることの方がおおむね正論という気がしましたが、そこは主人公の強引な力技と熱意で押し切ったという終わり方でした。

本放送の時は作画がぐだぐだだったらしいのですが、放送していたのは修正後版なのでしょう。絵はきれいだし、動きもいいし、見ごたえアリ。話は……ちょっとあれかも。おかげで、エンディングまで見入ってしまって、「蟲師」にチャンネルを変えるのが遅れましたよ。

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スウィングガールズ絵コンテ集

アニメじゃなく実写映画ですが、「スウィングガールズ絵コンテ集」が出ているのでちょっと感想を。内容は以下の通り。

  • グラビアページ(名場面・キャラクター紹介・メイキング)
  • ごあいさつ(矢口史靖)・絵コンテの見方
  • 絵コンテ(第1章から5章)
  • 矢口監督の絵コンテ解説(各章1ページ)
  • キャラクター設定集:6ページ
  • 撮影設定集:6ページ
  • 譜面コンテ:2ページ
  • 米沢弁講座:2ページ
  • 制作スケジュール
  • スタッフ・キャストデータ

グラビアページのみカラー。他はモノクロです。
キャラクター設定集はイラストと写真あり、映画では語られなかった裏設定など。撮影設定集は「どの駅からどこへ向かう時にどういう出来事が発生して」というのを図解してます。電車の進行方向とか座席の位置関係などの手書きメモ。譜面コンテは楽譜の抜粋です。どの場面を撮影している時に曲のどの部分が演奏されているかを、スタッフ・キャストに理解してもらうためのもの。撮影コンテ(絵コンテ)とあわせた楽譜の抜粋になってます。

絵コンテの絵はヘタウマ系というのでしょうか、こんなかんじのイラストありますね。味があるという。でもちゃんとどういう場面で、どういう動きをしているのか伝わってます。そういう意味ではこれは充分にうまい絵です。これだけわかりやすく描くのは技術がいります。

実写ならではの想定外(アイディアはよかったけど実際やってみたらうまくいかなかった)をクリアしていく裏話もおもしろいです。

余談ですが、映画「ブラス!」の「ダニー・ボーイ」で泣いたくちなので、こういう話には弱いのです。「グライムソープ・コリアリー・バンド」のコンサートも行きました。「スウィングガールズ」はからっと明るい話なので方向性は違いますけど、ブラスバンドやジャズを実際やってる人にはココロにしみる話ですね。


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ノエイン第7話「タイセツナヒト」感想

本放送は見逃したので、ネット配信見ました。やっぱり便利だネット配信。

前半は設定説明やら状況説明。専門用語についてはハルカ同様私もわかりません。ラクリマとハルカの世界の関係については、以前の説明の補足ということでなんとなくわかりました。今回明らかにされたのは、ラクリマがこんな風になったきっかけが起きた時期と場所。これからも毎回少しずつ説明があるなら、見逃すとわかりにくいかも。

過酷な状況でも現実世界(ラクリマ)を生きていくことに前向きなフクロウ。現実を生きることには疑問はなくとも、過去に一度親友を見殺しにしているため、同じ事の繰り返しにはためらいを感じているアマミク。ラクリマのハルカを守れなかったことで、現実に希望が持てなくなったカラス。

アマミクは現実に即した決断ができる人のようですが、ラクリマのハルカを犠牲にしても事態が好転しなかった(ように見える)こと、別世界のハルカを犠牲にしても最善の結果を得られるかどうか不明な点もためらいを感じる理由になっているようです。

そしてカラスはハルカを連れて逃亡。

7人の龍騎兵のうち、アトリ、トビ、カラスの3人逃亡、イスカ死亡。こんな短期間にメンバーの半数以上を失うとは、リーダー・クイナの責任・管理能力が問われそう。しかしそのクイナもノエインさんとこっそり(?)接触していたり……。

ところで、たった15年であんなとんでもパワーを手に入れたフクロウ。ただのサッカー少年だったのに、一体何があったのか。これからも目が離せません。

次回「カクシゴト」。ヒミツニシテクレマスカ……?


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