蟲師第7話「雨がくる 虹が立つ」感想
蟲師第7話「雨がくる 虹が立つ」。最初の方は見逃しで、旅人と木の下で雨宿りしているあたりから見始めました。おかげで虹郎の父がどういう状況なのかよくわからず。それでも父親が新しい名前をすすめてくれるあたりで、ほろりとしてしまいました。
5年間、父が見た虹を探し続けている男、虹郎。
子供につける名前というのは親の思いがいっぱい詰まっているもの。虹郎の父も自分が見た一番美しいものの名前を息子につける。でもその名前のせいで、息子がつらい思いをするなら……。新しい名前を考えたから、明日からこの名前を……。男泣きの虹郎。つらい境遇は決して名前や父親のせいだけではないことが充分にわかっているから。いたたまれなくなって逃げるように旅に出てしまう。
今回はハッピーエンド。またまたいい話です。虹郎は大きなかめに入れて虹を持ち帰ることはできなかったけれど、たしかに虹を持って故郷(だと思われる)に帰ることができた、そんな話です。
放送時間帯のせいか、ギンコが食べていた五平餅みたいな食べ物に目がいって……。あんまりおいしそうには見えなかったですが。
ギンコが素人相手に商売している場面がー。ほれ薬って……。あやしい薬屋さんです。
この第7話が収録されているDVDは通常版なら「蟲師 其ノ参」、初回限定特装版なら「蟲師 第ニ集」。通常版も特装版も第1巻は2話収録ですが、それ以降は通常版が3話収録、特装版が6話収録なのでわかりにくくなってます。
特装版特典の設定資料集(約16ページ予定)ですが、「キャラクター&美術設定資料、名場面絵コンテ、作品用語解説、メインスタッフ・キャストによるメッセージ等を収録予定」って詰め込みすぎなんでは!?「キャラクター&美術設定資料」に重点をおいてほしいけれど、無理かなあ。
ところで「Soul Taker」最終回。もう謎解きも終わってちょい見でいいか、と思っていたのですが……。「重いよ。どいてくれないか?」から後の怒涛の展開。ふたごの妹とも拳で語り合ってしまう男、伊達京介17才。妹の言っていることの方がおおむね正論という気がしましたが、そこは主人公の強引な力技と熱意で押し切ったという終わり方でした。
本放送の時は作画がぐだぐだだったらしいのですが、放送していたのは修正後版なのでしょう。絵はきれいだし、動きもいいし、見ごたえアリ。話は……ちょっとあれかも。おかげで、エンディングまで見入ってしまって、「蟲師」にチャンネルを変えるのが遅れましたよ。
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