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超合金アクエリオンとレゴ・アクエリオン

先日発売の「フィギュア王 No.91 (91)」で超合金アクエリオンの特集を組んでいます。「ほぼ製品版と同様のもの」の写真が掲載されているので、興味ある方は見てみるといいかも。ルナ、マーズ、ソーラーそれぞれに変形させた時の大きさ(どれも同じ大きさに変形できるわけではないようですよ)の対比や、付属するアイテムの写真もありました。

やっぱりかっこいいですね。がしがし変形できそうです。

そして、河森監督が変形を考えるためにレゴで試作したアクエリオンと超合金アクエリオンとの対比写真も。

変形するということは、関節パーツのようなものがなくては変形できませんが、私が子供の頃毎日「おうち」を作ってはバラバラにし、を繰り返していたレゴにはそんなパーツはなかったわーと思ってました。でも写真にはどうも関節パーツのように見えるものが。

レゴの基本セットにはないけれど、「デザイナー」のシリーズで可動するものの中に、それらしいパーツを使った作品などがあるので、そういうところから流用しているのでしょうね、きっと。

レゴを使った「レゴ・アクエリオン」の作り方を紹介してくれないかな…。こっちも面白そうなんですけれど。

いっそのこと、レゴのアクエリオンセットを発売して欲しいくらいですよ。組み立てるのが楽しそうです。

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映画ドラえもん「のび太とふしぎ風使い」絵コンテ集

一番好きなドラえもん映画といえば「のび太と鉄人兵団」。ストーリーはかなり掟破りなことをしているのですが、文句をいうより泣かされてしまう力技の物語です。そして、エンディングの「わたしが不思議」(歌は大杉久美子氏)でさらに泣いてしまうのでした。

でもこれの絵コンテ集は発売されていないようなので、今回は「映画ドラえもん『のび太とふしぎ風使い』絵コンテ集」です。

「ドラえもん」の長編映画監督といえば長いこと芝山努監督。「忍たま乱太郎」でも監督をしている方です。前回紹介した「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)の絵コンテと比べるとすっきりした線で、下書きと清書くらいの線の差があります。トーンとフキダシと集中線のない漫画みたいな印象。そのまま絵本にできそうです。

本はほとんどモノクロで一部カラー。映画本編の絵コンテ(350ページ近い)、映画のオープニング絵コンテ(亜細亜堂の方)、芝山努監督インタビュー、作監修正集(少し)、イメージボード(カラーページ)、実写版(監督の製作日記)です。

異様に細かい作画担当リストもあります。

この映画の元になったお話は「台風のフー子」なんですね。原作を読んだ人なら知っていると思いますが、フー子のビジュアルが原作とちがいます。その辺りの話もインタビューで説明されています。

こんなに細かく描かれている絵コンテなら、過去の作品のものも是非ともみてみたいものです。原作の絵とはまた違う魅力がある絵ですよ。

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紅い道(創聖のアクエリオン第21話)

最初の頃の話はみていないので、どちらかというと人間関係はそつなくこなしていそうな雰囲気がシリウスにはあったのですが、みんなと一緒に食事をとることもできなかったとは。

「水底のしあわせ」の回で麗花やグレンと仲がよさそうな回想シーンがあったと思いましたが、あれも見方によっては麗花、グレンが仲良くしているところに、空気を読まずに割り込んでいると見えなくもないですね。

「けがれなき悪戯」の回の魔女狩り云々も、人間が怖いというかんじ。「お兄様」だから妹にも弱音は吐けなかったのかな。

麗花が迎えにきたときとてもうれしそうだったので友情は感じていそうなのですが、翅にひるんで一度引っ込めた手を再びさしのばす麗花に捨て台詞(?)を残して去るシリウス。一度ひるんだことがそんなに許せないことなのか?美しくないなー、シリウス。

整理すると今回の話でシリウスは、麗花(妹がやきもちを焼く程度に好意を持っていた女性)ではなく、前回の遭遇時には圧倒的な力で自分をねじふせた頭翅(トーマ)(堕天使、しかも男性)を選んだということでしょうか。いろんな意味で「だめ」ってかんじですね。これは血筋か?

しかし今回もメカの動きはしゃかしゃかよく動いてます。アクエリオンマーズ対ケルビム ヴェルルゼバ。二刀流はかっこいい。公式サイトのヴェルルゼバの説明には「曲芸的な動きで相手を撹乱」とあったから、あの「命!」みたいなポーズも仕様?

ちなみに公式サイトの「紅い道」のストーリー紹介には双翅の翅が切られた理由が書かれていますが、そんな説明あったかな?眠かったし憶えていないだけかな。

そういう話なら、麗花の見た不吉な夢も単なる夢ではないのかも。

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けがれなき悪戯(創聖のアクエリオン)

19話「けがれなき悪戯」は大変面白かったです。総合的に見るとかなり楽しませてもらいましたが難点もあり。

異世界描写も夢の世界などでよくある描写。もっさりキャラクターの絵には最初は驚きましたが、絵の構図や動きがよくてそんなに悪くないと思ったのですが…。時々とんでもなく不細工な絵が混じっているのですね。特にシルビア。

わざわざ今回のために通常とは別のキャラクター設定をおこすくらい力が入っていたわけだから、不細工な絵も意図したものだと理解しています。多少不細工な顔でも愛嬌のある顔なら嫌な感じはしません。けれども何箇所か人の欠点を強調したような「底意地の悪い似顔絵」みたいな絵が。

「創聖のアクエリオン」で思い入れのあるキャラは特にいないのですが、そんな私でもちょっとひっかかる絵。

この絵で笑ったらなんだかそのキャラクターの見た目の悪さを物笑いにしているような居心地の悪さをかんじて。アポロの「ブスがもっとブスになってるぞ」が全然しゃれになってない(アポロのセリフのところのシルビアは別に悪くないですが)。

シリウスと麗香のやりとり(「見なかったことにするわね」辺り)には素直に笑えたのですが、女の子が愛嬌のない不細工に描かれるのは見ていてちょっとつらいー。まあ、アクエリオンは基本的にギャグアニメとしてとらえているので、それほどつらいわけでもないですが。

ブランコのリーナなんかはシンプルな線でもかわいい絵で、いつもの絵よりも好みかも。

話はギャグあり、禅問答あり、音翅(オトハ)による過去設定語りありで実にテンポがよかっただけに残念です。絵も最初のアポロとシリウスのプール対決やブランコのシーン、戦うアクエリオンなんかはとてもよく、背景美術や色遣いは好みで、動きは申し分なかったです。

作画の話はこれくらいにして、また少しだけ堕天翅側の過去語りがありましたが、オトハの「怒りではなく愛しているから」に苦笑。きっついなー。当時の事情を知らない子供の双翅(フタバ)にわざわざそんなことまで言わなくても。頭翅(トーマ)の立場なし!

フタバに質問されたのが両翅(モロハ)だったら、いくら普段トーマをライバル視していても、武士の情けで適当にごまかしてくれたかも。

裏切り者の名前は「アポロニアス」で本当に正しいのでしょうか。なんだか他にもいそうな気が。深読みのしすぎかな?

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